トヨタの看板車種 「クラウン」
いつかは 「クラウン」
その クラウン が現行モデルで終わるようだ。
クラウンの後継車はSUV系の車になるという。
クラウンという名前は残るらしい。
気がつけば、猫も杓子も SUV ばかり。
トヨタは、ライズ、ヤリスクロス、RAV-4、ハリアー など
日産は? ホンダは? ポルシェも、メルセデスも 皆 SUV のオンパレード。
セダンは、少数で、30年ほど前に、いろいろあった ステーションワゴン も、今や絶滅危惧車。
ハッチバック系のコンパクト系か、スライドドアのトールワゴン。そして、SUV これしかない感じ。
正直、今の主流になりつつある SUV
タイヤは大きいのに、1980年代に流行った、クロスカントリーの、パジェロ、ビックホーン、ハイラックスサーフ、テラノ のような、悪路に強いぞ!
という、かんじではなく、街中と高速道路を走るけど、シルエットは何となく アウトドア!
内装は、なんか使い勝手がイマイチの感じで、本当に実用的なのか?
大体タイヤが大きいと、タイヤ自体が高いのよ。
街中プラス、登山口までの移動なら、正直ステーションワゴンで十分だし、ステーションワゴンなら、それほど維持管理費もかからない。
今のSUVブーム。
あんなナンチャって SUV
だからこそ、SUV っていうグループ名なんだろうけれども、あれほど見事に中途半端で、何となく 格好だけ の 見てくれ車、そんなに良いか。
きっと、団塊の世代と、その下のバブル世代が買うのだろうが・・・
きっと10年後には終わるんだろうな。
一度乗れば飽きそう。
ところで、道路を走っていると、お会いしたくない 白黒の クラウン。 見た目
全然普通の車の 覆面クラウン。
警察関係の御用達の、大型セダン。
そのなかでも、主力のクラウン。
今後、警察車両はどうなるのだろうか。
追 記
警察車両は、セダンを作るって!
現行のクラウンベースで警察へ売るのだろう。
また、ホンダを始めとして、軽自動車の販売シェアが高い。
ホンダなどは、すっかりコンパクトカーメーカー だという。
売れるのは、軽自動車とフィットばかりで、一時ブレークした、オデッセイ、ステップワゴンも、売れないと聞く。
日本独自の規格 軽自動車。
軽トラックなどは、日本の至るところで大活躍しているのだが、軽自動車ばかりが売れると、まともな自動車会社も大変だ。
「クラウン」後継モデル、名前は残しSUV風に…国内販売後に世界展開へ
11/18(水) 20:25
Yahoo!ニュース
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クラウンの現行モデル
トヨタ自動車が、高級セダン「クラウン」の後継モデルを世界で販売することが分かった。クラウンは国内向けに販売されており、トヨタを代表する車が世界展開することになる。
トヨタが18日、販売店関係者に説明した。15代目となる現行タイプの後継車は、スポーツ用多目的車(SUV)に似た形に変更し、セダンよりも背が高い「セダンプラス」という新たなカテゴリーとなる予定という。「クラウン」の名前は残す。2022年頃に投入し、まず国内で販売を始め、その後に世界で販売していく計画とみられる。
クラウンは、トヨタ初の本格的な量産乗用車として1955年に発売。「いつかはクラウン」のキャッチコピーで、あこがれの高級車として人気を集めた。
バブル期の90年には、年間の販売台数が20万台を超えたが、2019年の販売台数は約3万6000台と、全盛期の5分の1以下に減少した。高級車ブランド「レクサス」とのすみ分けが難しくなったことや、SUVの人気の高まりで、セダン離れが進んだためだ。
世界的に人気が高まっているSUV風に変更した方が、世界展開を計画する上でも有利に働くと判断したとみられる。
トヨタは昨年12月、かつての人気セダン「マーク2」の後継車「マークX」の生産を終了するなど、セダン型の絞り込みを進めている。
トヨタ「クラウン」セダン消滅でパトカーどうなる 現状はほぼ一強 考えられる代替は
11/19(木) 6:20
Yahoo!ニュース
セダン需要が圧倒的に多い警察界隈
警視庁の170系「クラウン」パトカー(柘植優介撮影)。
2020年11月11日(水)、自動車業界に衝撃のニュースが流れました。トヨタ「クラウン」が4ドアセダンを止め、SUVスタイルの新モデルとして生まれ変わるというものです。
【写真】「クラウン」もう一つの後継問題 オープンカー仕様のVIP用
確かに、いまや自家用車としてセダンが不振なのは周知の事実です。2020年だけを見てみても、スバルの「レガシィB4」や日産の「ティアナ」などが国内販売を終了しています。とはいえ、一般的にはSUVやミニバン、軽自動車などが隆盛しつつも、ある業界だけは圧倒的にセダンばかりに需要が偏っているところがあります。それが警察のパトカー需要です。
パトカーの調達方法は、大別すると国費で調達したものと各都道府県(地方自治体)が独自に調達したもの、そして寄贈の3つに分けられます。そのうち寄贈は特殊なケースで台数もごく少数に限られるため、基本的には国費調達、もしくは自治体調達になります。
国費調達というのは文字どおり国費、すなわち国税によって調達されるもので、国の行政機関である警察庁が一括大量購入し、全国の都道県警察に必要台数に応じて少しずつ振り分けるものです。
対して自治体調達というのは、都道府県が必要と認めたときに独自に調達するものです。各自治体がバラバラに調達するため、個々の調達数は少ないものの、日産「スカイラインGT-R」やマツダ「RX-8」のように独自車種が入るのが特徴です。
両方の調達とも、基本的には一定の仕様書に沿った競争入札を実施し、最も価格の安かったメーカーの車種に決まるのが一般的ですが、その場合、国費調達は前述したように一括大量調達のため、パトカー1台当たりの値段は自治体調達と比べて大幅に安くなる傾向にあります。
白黒の4ドアセダン型パトカーが「クラウン」ばかりになったワケ
栃木県警の210系「クラウン」パトカー。手前が屋根上に昇降機を付けた「無線警ら車」で、後方が高速隊や交通機動隊向けの「交通取締用四輪車」(柘植優介撮影)。
高度経済成長期から一部の特殊な車種を除き、街中で見かけるような一般的な4ドアタイプのパトカーに関しては、長らくトヨタと日産の2強体制が続いていました。なぜなら両社とも「クラウン」や「セドリック」などでパトカー専用グレード(型式)を用意していたからです。
専用グレードがあるメリットは、改造ではないため応札時の価格を抑えることができる点にあります。またナンバー登録する際も、自動車検査登録事務所に実車を持ち込んで改造申請をする必要がありません。そのためトヨタと日産はパトカー専用型式がある強みを生かして入札競争で優位に立つようになり、他社が応札しにくくなることで、ますます2社の寡占に拍車がかかる状態となりました。
2000年代初頭に日産が「セドリック」の生産を終了し、パトカー専用型式の設定を止めると、国費調達パトカーはほぼトヨタが独占するようになります。一時スバル「レガシィB4」などが調達されたこともあったものの、基本的には「クラウン」一強体制が続きました。
なお、一般的に交通系覆面パトカーと呼ばれる「交通取締用四輪車(反転警光灯)」や、高速道路交通警察隊(高速隊)や交通機動隊向けの「交通取締用四輪車」については、「事業者の経営判断等によると考えられるもの」という理由で、警察庁の国費調達では「一者応札案件」になっています。これは1者(1社)限定の案件ということを示しており、ある意味トヨタだけの指名入札になっていますが、それ以外のいわゆる警察署や自動車警ら隊などが用いる白黒パトカーの「無線警ら車」などそのような指定にはなっていません。
では、「クラウン」パトカーは国費調達だと1台当たりどれぐらいの価格などかというと、2019年度の調達では2500ccタイプ(無線警ら車)が約300万円、3500ccタイプの交通取り締まり用四輪車が約360万円です。
現行の「クラウン」が、最廉価グレードの2.0L RS(ハイブリッド)でも車両本体価格で509.9万円なのと比べると、パトカー専用グレード(型式)の設定と一括大量調達がコスト低減に大きく影響しているのがわかります。
意外に少ないFRの4ドア国産セダン
宮城県警のスバル「レガシィB4」パトカー。「レガシィ」の国内販売は2020年で終了している(柘植優介撮影)。
では「クラウン」が消滅するならば、ほかの車種でパトカー専用グレードを設定すれば問題ないかというと、そうでもなさそうです。
「クラウン」はフロントエンジン・リア駆動の、いわゆる「FR」車です。この構造のメリットは駆動装置や操向装置を車体の前後に分散配置できるため、フロントエンジン・フロント駆動のFF車のように、フロントヘビーになりにくく、ハンドリングが良く車両の加速時などにはしっかりとタイヤが路面を捉えられるという点が挙げられます。
また、前輪は操向のみのため、ステアリングの切れ角を大きくとることができ小回りが利くというメリットもあります。
これらの点から、比較的高速走行の多い「交通取締用四輪車」および「交通取締用四輪車(反転警光灯)」はFRの「クラウン」による一者応札案件になっていると推察されます。
2020年11月現在、FF駆動のセダンはいくつかあり、トヨタ「カムリ」や、「マツダ6」、ホンダ「アコード」などがあるため、高速走行時の操縦安定性などをそれほど求めない無線警ら車などであれば応札の可能性はあります。
問題なのは「交通取締用四輪車」および「交通取締用四輪車(反転警光灯)」です。FR駆動の4ドアセダンというと、現在トヨタには「クラウン」しかなく、あとはレクサスの「IS」や「LS」になってしまうのです。これらはコスト的にもブランドイメージ的にも国費調達のパトカーにはなりにくいでしょう。
「クラウン」パトカーはVIP用警護車にも
埼玉県警の日産「ティアナ」パトカー。県費で調達されたパトカーだが、「ティアナ」の国内販売は2020年で終了したため、今後の新車配置はまずない(柘植優介撮影)。
トヨタ以外のメーカーに目を向けると、「クラウン」と同クラスのFR駆動車の場合、日産に「フーガ」や「スカイライン」がありますが、国費調達車として、前出したような「クラウン」の価格まで下がるかは不明です。
4WDであれば前出の「マツダ6」やスバル「インプレッサG4」「WRX S4」などがあるものの、スバルの2車は車内が「クラウン」よりも狭く、使い勝手の面で劣るのは否めません。
そう考えると、仮にトヨタ「クラウン」が消滅し、警察向け車両からも消えた場合、候補となりそうなのは無線警ら車がトヨタ「カムリ」、交通系覆面パトカーを含む交通取締用四輪車については日産の「フーガ」および「スカイライン」、4WDも可であれば「マツダ6」といったところでしょうか。
なお、要人警護に用いられる警護車も、クラウン(覆面パトカー仕様含む)が一定数入っているため、こちらも代替車種が必要になるでしょう。とはいえ、警護車は交通取締用四輪車のような高速性は必要なく、むしろ警護対象車両に見劣りしない外観や車格などが要求されます。そのため、現時点ですでに日産「フーガ」や「スカイライン」が用いられており、こちらは案外「クラウン」が消滅しても問題はなさそうです。
ちなみに、これらはセダンタイプに限定した場合の話です。SUVを検討車種に含めれば、その候補の幅は広がります。もしかすると「クラウン」の生産中止と、事実上の後継となるSUVスタイルの新モデルの登場を契機に、パトカーについてもSUVおよびミニバンの大量調達が始まるかもしれません。
柘植優介(乗りものライター)
クラウン後継は「SUV風」、パトカーはセダンのまま
11/20(金) 8:00
Yahoo!ニュース
トヨタ自動車が2018年6月に販売した、現行モデルの15代目「クラウン」=同社提供
トヨタ自動車が2022年発売を検討している高級セダン「クラウン」の次期型のデザインが、「スポーツ用多目的車(SUV)風」になることがわかった。クラウンはトヨタの看板車種だが、ここ数年はセダンの人気が低迷。デザインを一新し、ブランド力を強化する。ただ、需要が根強い警察のパトカー向けは、22年以降もセダンの生産を続ける。
【写真】トヨタ自動車が1955年に発売した初代「クラウン」=トヨタ自動車提供
トヨタは、クラウンの新しいデザインを「セダンプラス」と名付け、販売店関係者に対して次期型モデルの説明を始めている。伝統がある「クラウン」の車名は今後も残す方針だが、22年に発売予定の次期型は、セダンではなく、人気が高まる「SUV風」に刷新する。これまでは国内販売だけだったが、次期型からは海外でも販売。世界に通用するブランドへの飛躍を狙う。
■「いつかはクラウン」に転機
クラウンは1955年の初代発売以降、トヨタを代表する高級セダンに位置づけられて、「いつかはクラウン」のキャッチコピーで広く知られた。一般向けだけでなく企業や自治体など法人向けの人気も高く、90年には年20万台以上が売れた。
しかし、ここ数年はSUVやミニバンなど車内空間が広い車種の人気が高まり、セダン型であるクラウンの販売は低迷。2018年に出た現行の15代目(量産グレードは500万円台)は、19年の年間販売が約3万6千台にとどまり、最近は月2千台程度の販売で推移している。トヨタは、かつてセダン型の主力車種だった「マークX」の生産を19年に終了するなど、セダンの車種を減らしている。クラウンを除いた主なセダンは、高級車ブランド「レクサス」に3車種あるほか、「カムリ」や燃料電池車の「ミライ」などとなる。
朝日新聞社