2012年02月28日
福島原発事故独立検証委員会の報告書が公表され、本日記者会見が行われた。
この報告書に基づき、昨日からいろいろ報道もされているが、簡潔にいうと、
東京電力の現場撤退を許さなかったのは菅で、その結果「福島50」が残ったので、最悪の事態にはならなかったが、その後、菅はマイクロマネージメントに走ってしまって、功罪が大きい。
日本の国全体がリスクマネージメントがなっていない。
国、東京電力、原子力安全保安員それぞれが、組織として機能していなかった。
個人の場当たり対応で、何とか最悪の事態だけは防げた。
と言う事らしい。(記者会見をかいつまむと・・・)
詳細は、この報告書を何処かで入手して読んでみたいと思うのだが、どうもとりあえず非売品で関係各所に渡したら冊子はもう無いみたいだし、ネットにも上がっていないみたいなので、出来ればネットに公開してもらいたいものである。
しかし、民間の立場で、何処の機関にも属していないとは言っているものの、政府関係者筋がオンレコ、オフレコで、情報提供している訳だから、完全な事実のみとは、いかないだろう。
どれくらいのメガネをかける必要があるのか度合いは不明だが、話半分と言うところだろうか。
ひょっとしたら、政府の議事録はこの報告書のライン上のシナリオで出て来たりして・・・
なお、時事通信に菅がインタビューに答えて、原発事故対応は「大失敗」と言ったようだ。
「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった。」
これだけ、福島原発事故独立検証委員会で菅の事故対応の行動に対して言われると、菅も一言、言わずにはいられなかったのだろうか。
Posted at 2012/02/28 22:19:51 |
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