5月6日 関東地方に竜巻が発生して1名の中学生の方が犠牲にあった。
マスコミは、竜巻の発生予測は出来ないのかと番組の中で話している。
世の中全て予測出来る物ではない。気象関係者も、出来ない物は出来ないとはっきり、強く言うべきではないのだろうか。
報道の中で
「警報やサイレンがあれば、丈夫な建物や避難所に行けたかもしれない」
と言っている人がいるが、逃げる時間は多分無い。
サイレンは、目の前に竜巻が出来て、目視で確認してからだから、サイレンがなるときにはきっと被害に遭っているだろう。
無理な物は無理である。
自然のエネルギーは、人間がどうにかするより、遥かに大きく早いのである。
5月6日の竜巻の被害の中の1棟が、ベタ基礎(家屋の基礎部分が全てコンクリートで固めてある)ごと地面からはがれ、ベタ基礎が移動しひっくり返っていた。
このベタ基礎の施工方法は、これでいいのだろうか。ものの見事に綺麗に地面と、コンクリートベタ基礎が分離している。
津波が来ても、基礎は地面に残っているはずなのに。
基礎工事に不備があったのだろうか。
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竜巻注意情報、活用出来ず…589回で的中8回
900棟もの建物を破壊した6日の突風は、国内で発生した竜巻としては過去最大級に匹敵する可能性がある。
予測が難しく、対策も取りにくい竜巻の特徴が改めて浮き彫りになり、多くの教訓が残された。
気象庁は、茨城県や栃木県などに「竜巻注意情報」を発表して注意を促していたが、自治体や住民は情報を十分に生かすことができなかった。
水戸地方気象台が茨城県内に最初の情報を発表したのは午後0時38分で、つくば市などが竜巻を確認する約10分前だった。ただ、同市北部には防災無線がなく、最大の被災地・北条地区では、竜巻の確認前に避難の呼びかけは行えなかった。自宅の窓ガラスが割れた同市北条の無職男性(73)は、「警報やサイレンがあれば、丈夫な建物や避難所に行けたかもしれない」と話す。
情報を県から受けながら、自治体から住民に周知しなかったケースもあった。栃木県真岡市安全安心課の磯修一課長は「注意報や警報が出るのは日常茶飯事。いつも防災無線で情報は流していない」と話した。
竜巻注意情報の対象地域はほぼ県単位と広く、台風情報などと同様の精度で予想するのは、現在の技術では難しい。昨年1年間では589回の発表があったが、予報が的中したのは8回だけだった。
読売新聞 5月7日(月)14時34分配信
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Posted at 2012/05/08 06:38:04 |
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