2012年06月15日
携帯端末向けOSの新バージョン「iOS6」を発表した。
その新OSには「グーグル・マップ」に代わるアップル独自の地図サービスを搭載するという。
地図データの作成単価はグーグルが構築した頃より、相当安くなったのだろうが、それでも相当額を投資したのだろう。
1977年アップルコンピュータとして始まったアップル社。
コンピュータのハードウェアとソフトウェアをパッケージして独自のコンピュータを作っていた企業だったのだが、気がつけばiTunes Storeで、音楽、映画、アプリ、電子書籍、ポッドキャストと広範囲のデジタルコンテンツ販売をする企業になってしまっている。
そのデジタルコンテンツの一つにマップデータが加わるのだ。
そのマップデータで、ナビゲーション機能やリアルタイムの交通情報を提供するという。
iPhone、iPadでカーナビとして使えるとなれば便利だが、日本国内のデジタル家電の会社は脅威になるのだろう。
アップルに似た企業として、ソニーがある。
コンピュータ製造を手がけ、ウォークマンをはじめポータブル機器を作ってきた企業である。
ソニーの一貫して作ってきた製品の方向性は今日のアップルに通じる物があるが、残念だが、オンリーワンで突き進み続ける事が出来なかった事であろうか。
今のトレンドは、アップルとグーグルになってしまった。
近々マイクロソフトがwindows8でこの2強市場に参戦してくる。
これから数年激しいシェア争いとなるのだろう。
Posted at 2012/06/15 06:59:33 |
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