2012年06月28日
世の中への不平不満を書くのはもうやめようと、前回決めたのに、今回も世の中の不平不満。
昨日電力会社各社の株主総会があった。
報道によると、東京電力には、猪瀬東京都副知事。関西電力には、橋下大阪市長などの、大株主の自治体がいろいろ株主提案したが、結局大枠で何かかわるわけでもなく、各社電力会社の思うがままの株主総会。
国会の議論も、議論しているんだか、重箱の隅を突っついたような、質疑とヤジの応酬のイメージがあるが、株主総会も、総会をしないと法に抵触するので、形だけ行い、株主の意見は一応聞いたという既成事実を成立させるだけの会になっている。原子力発電所の事故の事など、もう終わったかのような、株主総会。
東京電力の事故によって福島では、強制的に非難させられている大熊町、双葉町、浪江町などの多くの住民が、今も放射能汚染で自分の家に住むことすら出来ない生活が続いているのである。
福島よ・・ もっと怒りを表にだせ。
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福島第一1号機、建屋内で過去最大の線量計測
東京電力は27日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下で、建屋内では過去最大の放射線量となる毎時1万300ミリ・シーベルトを計測したと発表した。
作業員の年間被曝(ひばく)限度である50ミリ・シーベルトにわずか約20秒で達し、約6分で嘔吐(おうと)などの急性症状が出る。廃炉に向け、建屋地下では汚染水の漏えい場所の特定や修復が必要だが、東電は「作業員が入れるレベルではなく、ロボットを使った難しい作業になる」と話す。
計測は、配管が通る1階の貫通口から内視鏡と線量計を入れて実施。地下階には、格納容器下部の「圧力抑制室」があるが、カメラでは損傷は確認できなかった。汚染水の深さは約5メートルで、線量は地下階に入った段階で約30倍の毎時625ミリ・シーベルトにはね上がり、汚染水の水面近くで最高を記録した。2、3号機の建屋地下階の10倍以上の線量になる。東電は「1号機は炉心損傷が最も深刻で、放射性物質が地下に多く流れ込んだ」と分析する。
2012年6月27日(水)23時3分配信 読売新聞
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福島第一原子力発電所のこの事実は、長期にわたり続くのである。
そして、大熊町、双葉町などの多くの住民は家に帰れないのである。
Posted at 2012/06/28 06:55:11 |
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