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2012年07月15日 イイね!

盂蘭盆会と、御神体 20120715

盂蘭盆会と、御神体 20120715
仏教界では旧暦の7月15日は、盂蘭盆会といって、俗にいう「お盆」である。
各寺院では、太陽暦でおこなったり、旧暦でおこなったり、多くの檀家が寺院で参列できるように太陽暦の7月15日前後におこなわれたりしている。

日本人の多くは、商売宗教だったりするわけで、正月は神社に行って初詣。結婚式には、キリストの前で誓い、キリストの生誕日とされる頃には、サンタと共に、大騒ぎ。葬式は仏のもとで見送る。

そんな、無宗教で多宗教な社会である。

そんな社会で、血縁地縁のしがらみで、盂蘭盆会の参列及び手伝いで菩提寺に行く。

そこは高齢者のパラダイス。私が一番若い。駐車場の整理から始まり、昼食の準備と後片付けなど、休む暇もない。

おかげで始めて、熱中症になりかけた。しんどかった。田舎の高齢者社会は正直しんどい。

大都市圏と日本の国土にたくさん広がる末端の田舎。予想以上に環境格差が激しくなっているのではないだろうか。

高齢者社会の現実を目の当たりにすると、この国はこれからさらに疲弊していくのだろう。


そんな、7月15日だったが、世界遺産にも登録された御神体によじ登った輩のニュースがあった。

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 和歌山県警新宮署は15日、世界遺産の「那智の滝」でロッククライミングをしたとして、軽犯罪法違反の疑いで、アルパインクライマーとして世界的にも著名な男3人を現行犯逮捕した。

 同じく世界遺産の熊野那智大社は、那智の滝をご神体として敷地への立ち入りを禁止。宮司は「2700年の歴史上、こんなことは初めて。ご神体として祭られているところに入るなんて宗教を侮辱されたようなもので、宮司として絶対に許せない」と話している。

新宮署によると、3人は登山仲間。那智の滝の滝つぼ近くにある「立入禁止」の札がかかった柵を乗り越え、岩の隙間に入れる“カム”と呼ばれる道具を使いながら、滝の約3分の2の高さ約100メートルまで登った。

 逮捕容疑は15日午前8時半ごろ、立ち入り禁止区域へ侵入し、那智の滝の岩を登った疑い。佐藤容疑者ら3人はいずれも「間違いありません」と容疑を認めている。

以上 転記終わり
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とうとう日本人の道徳の崩壊もここまできてしまった。

日本の教育は戦後60有余年で完全に崩壊して、国としての統率すら、出来なくなってしまった社会が高齢化社会とともに進行している。
Posted at 2012/07/15 23:33:05 | つぶやき | 日記
2012年07月15日 イイね!

エネルギー・環境の選択肢に関連するテレビなどを見て (メモ) 20120715


前置

「エネルギー・環境の選択肢」に関連するblog.

なんだかこのblog。政府の広報補佐blogになってしまってきた。政府の思うつぼのような・・・

今週の始めの頃は、政府が今後の原子力政策について、今月末迄「下々の話を一応聞く、事実を作るぞ」的な勢いだったので、これはとんでもないと思って、思い切って、ささいな事を起こしたが、政府も準備不足というか、闇雲に事に及んだようで、どのように対応すれば良いのか、手探り状態とうのが、真相のように感じ取れる。

しかし、このblogを先日見て頂いた皆様方に、「これで終わりにします。」とは言えるはずもなく、今日も「エネルギー・環境の選択肢」の話である。

本文

「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」の一部と、NHKスペシャル「激論!ニッポンのエネルギー」 を見た。

まず、NHKスペシャル「激論!ニッポンのエネルギー」である。メモを執ったり、ビデオ録画していたわけではないので、印象に残った感想など。

参考までに出演者:古川元久, 角和夫, 寺島実郎, 金子勝, 香山リカ, 柏木孝夫, 橘川武郎, 高橋洋, 【キャスター】森本健成, 上條倫子

この番組が終わろうかと云う時に、香山リカが、国民から意見を聞いて、多数の意見が取り入れられるのか!!というような質問をした。多くの国民が心で思っている事を・・・

やりとりの書き起こし

※ 香山=香山リカ 古川=古川大臣 金子=金子勝 森本アナ=森本健成 である。


香山:そもそも私、大臣にお聞きしたいんですけど、今回こうやって国民の声を求めていてそのパーセンテージで来月一番多かったものが当選したりするんですか。なんか。

古川:そうゆうものではありません

香山:じゃあなんで集めているんですかこれを

古川:じつはですね。このエネルギー基本計画っていままで何度も作ってきているんですけれども、一度もこんな一般の国民の皆様の意見を聞いたことがないんです。専門家の皆様方で議論して政府が決めてきたんです。
今回初めてやはりそこは、是非福島の原発事故もあって、国民の皆さんの原発に依存しない社会を作りたい思い。その思いをうけてですね、これはエネルギーの問題は国のあり方そのものを決めることにもなるし、また将来世代先程12歳のお子さんの意見もありましたけれども、やっぱり将来世代にも影響を与える事なので、是非そこは多くの皆様に考えていただきたい。ですから今回ウエッブサイトの中ではですね、子供の皆さんにも考えていただけるような、子供でも読んでもわかるようなですね、資料も用意もしました。そうゆう形で皆さんの意見を今日でも様々なご意見をいただいてます。ですからそこはいろんな視点で考えて頂いていただいて、シナリオ3つ示してますけれども、これに限る訳ではないんですね。何かこれに議論していくときに、今日もこの3つの軸があってそこで様々な御議論をいただいています。金子先生の意見もあります。そうゆう様々な意見を軸があるからこそ出てくるわけであって、そうした軸をベースに議論をいたただいてそうした声を踏まえて、最終的にはですね政府として責任ある判断をさせて頂きたいという事なんです。

森本アナ:今確認なんですけれども、その3つの選択肢がありますけれども、そうではない選択も、その来月の末の議論の所で出てくるかもしれない・・

古川:はい、今日聞いてでもですね。いろいろなご意見があるのですから

香山:せっかく議論をしていろいろな声が集まっても、決めるのは政府何ですよね。最終的にはね

古川:それはやはり最終的には政府が決めると言うことです。それは私の責任だと思うんです。

香山:いくら今日だって50%の方が原子力ゼロを選ばれているけど、でもそんなふうにいくら集まっても、いややっぱり無理だから、3にしますみたいな風になってしまうってことも最終的にあったら何のために私たちが、一生懸命こう投票したりとかね、意見を書き込んだりしているかわかんないって事になるんじゃないですか。

古川:これですね、是非選択肢の前に、この選択肢の前にいくつかの地点、原子力の安全をどう確保するのか、そしてまたエネルギーのですね、安定的に供給をどうするのか、そしてまた、再生可能エネルギーや省エネルギーをどこまで拡大できるのか、それを努力するくらいのスピード感とか時間軸でやるのか、そうしたいろいろなことを考えた上で、この選択肢考えてくださいという話にしています。
じつはこれから数字であの0か、15か20が良いかという話ではなくて、是非皆さんに寄せて頂きたいのは、今日ここであったような議論なんですね。
あのそうした時点で、私はこれを中心だけれどもこうゆういけんだという、そうゆう意見を頂きたいと思っているんです。

金子:多分ね香山さんがおっしゃったのは、イタリアは国民投票できめました。スイスもそうじゃないですか。そうゆう投票でもない。ドイツのエネルギー供給に関する倫理委員会みたいな、賛成派、反対派を一同に揃えてテレビで十何時間、十時間近く討論して国民に投げかけるという形式ともちょっと違っているので、なぜそうゆう意図なのかというのがわからないのだと思う。

古川:あのまあ今回ですね、今までにない新しい取り組みをしています。
あの今申し上げた国民の皆様どうしで議論していただける、そのために必要な資料、データこれを揃えたウエッブサイトを作ったり、またあの今回討論型世論調査っていういままでやったことがないそいゆう世論調査もやると言う様々な今日こうゆう場もほんとにすごく私は国民の皆様に考えて頂く上でいい機会だと思うんですけれども。そうゆう場をつかって是非皆さんの新しい視点で考え方を寄せて頂きたいと思ってます。

森本アナ:はいありがとうございます。  

以上で書き起こし終わり


政府は、いきなりこれだけ風呂敷広げて、どう収拾させるつもりなのだろうか。

「是非皆さんの新しい視点で考え方を寄せて頂きたいと思ってます。」

というが、よせられた意見をどう今後の日本国の政策に反映させてくれるのだろうか。

鳩山が沖縄問題で、「腹案がある」といって結局なにも無かったのと同じで、意見は聞いたが、これに決定です!!では、国民はきっと怒るぞ!!

でもそうなるのだろう。きっと。

放送で個人的に関心があった点。

高橋洋氏の主張の原子力発電の本当のコストの話。

原子力発電 8.9円~/kwh +廃炉、除染などが+αある
火力発電  10.3円~41.9円/kwh
太陽光発電 9.9円~26円/kwh
風力発電 8.8円~17.3円/kwh

個人的に思うのは、火力発電などの他の電力製造コストより低コストなのは、単純に個々の電力会社が発電にかかるコストの費用と、裏側や側面からの別会計でカウントされている、国費やその他の側面から手当てされている、原子力発電所の立地自治体への様々な手当や補助などの多くの、紐付き費用。廃炉や除染、賠償などの、事故の際の大小の総合保障費。核廃棄物などの処分にかかる様々な裏コスト。など、きっと、表に出していない費用を総計すれば、きっと結構なコストになっているのではと考えられる。たぶん決して、本当の原子力発電の総グロスの費用は、絶対我々の目にする事は出来ない様になっているのだろう。


橘川武郎氏が発言であった、原子力発電の危険性と必要性のジレンマ

原子力発電の危険性と必要性のジレンマとは、的を得た一言である。危険性に針が傾けば原発は全廃になり、必要性に傾けば、既定路線の原子力政策の強化となる。


そして、「原子力のたたみ方」。現実的なポイントは、ここなのかもしれない。

このまま新規原子力発電所を作らず、寿命とされる40年廃炉か長くて60年廃炉でたたむのか、総電力量の15%程度を賄える原子力発電所を作り続けるのか。総電力量の25%以上を賄える原子力発電所を作り続けて原子力発電政策を維持し続けるのか。



金子勝氏の発言が、多くの国民に対して一番説得力がありそうに聞こえた。まあ、NHKの非常にうまい出演者の人選のなせる技というか、90分でわかりやすく、そして、視聴者の多くの方々の理解も得られそうな番組運びであった。


「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」さいたま会場の巻

これは、後半1時間ほどしか見る事が出来なかったが、選考された意見表明者は、意見を述べるだけで、一通り意見を発表した後、覇者の意見を聞いた上で、再度述べたいことがあれば、2分ほど再意見を述べる機会が与えられるだけであった。

意見を広く直接述べたいならば、意見聴取会に参加するのも良いかもしれないが、意見表明者の意見を聞くだけなら、ネット中継を見ているだけで十分のように感じる。今回の仕掛けに対して広告代理店にどれだけの委託料を払っているのだろうか。どこの広告代理店が仕切っているのだろうか。

この意見聴取会やNHKスペシャルであった意見で、日本の原子力技術力で安全な原子力発電を進めていくべきだという主旨の発言があったが、事故を起こさない原子力発電技術が、結果としてなかったから、福島第一原子力発電所の事故は起こったのではないのか。

これから事故を起こさない原子力発電に係わる技術力をつけるのだというのなら、原子力政策をおこなってきた40年余りの期間、一体原子力発電に係わる人々は一体何をやってきたのかと問いたい。40年の長きにわたる原子力発電所の事故訓練費や諸々の経費を返せと言いたい。

40年前から真剣に安全第一の技術力の向上をなぜ地道にしてこなかったのだ。


原子力発電安全神話を言い続けてきて、今も言い続けようとする人たちに問いたい。

いくら技術があったとしても、技術が向上していこうとも、日本の国土で原子力発電所が立地する場所は、地震の巣である複数の大陸プレートがぶつかり合う地盤の上しかないのである。しかも、原子力発電には常時大量の冷却水が必要で、その冷却水を安定的に得るためには、海岸沿いにしか立地する場所が無いのである。その海岸沿いは、津波というリスクが必ずあるのである。その津波を引き起こす原因は、地震な訳で・・・

そこの考え方が原子力発電推進派及び、日本の科学技術と日本のエネルギー政策に係わってきたエンジニアと呼ばれる人々には欠落しているのではと思えてならない。

単なる平時における原子力発電所の事故と、地震、津波などの自然災害に起因する原子力発電所事故は、自ずと事故対応の仕方も違えば、その事故のリスク度合いも雲泥のさほど異なるはずである。

そこの所のイマジネーション能力が欠落しているのでは無いだろうか。自然災害の際の事故は、通常の1+1=2ではなく1+1=5とか6とか見えない無限の係数が隠されている事を理解してほしいと思う。

まだまだ書きたいことはあるが、まとまりもないのでこの辺で終わりにする。
Posted at 2012/07/15 00:34:43 | トラックバック(0) | JOURNAL | 日記

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