2012年08月03日
関越自動車道で、追い越し車線に止まっていたトラックに、ワゴン車が追突し犠牲者が出た。
しかし、高速道路でパンクしたら速やかに路肩に車を寄せて停止するものではないのだろうか。
追い越し車線に停止とは、恐ろしい。
小千谷インターチェンジに近い片側2車線の緩やかにカーブしたところで、トラックは当時、タイヤがパンクして追い越し車線で止まり、そのおよそ15分後にワゴン車が追突したとみられるというではないか。
最低でも数分の時間はあったわけで、この夏の昼間であればそこそこ交通量もあったはずである。
ワゴン車を運転していた人には、申し訳ないが、走行車線の雰囲気(車の流れ)や、追い越し車線を走る車の動きが少しおかしいと推測される。
そこを追い越し車線で突っ込んでいって、炎上大破するほどになるくらい、減速も出来なかったとは、トラックに完全に非があるが、サンデードライバーなのだろう。目の前にトラックを確認するまで、というより、前方不注意であろう事も事実であろう。
全てが、悪い方へ傾いて最悪の結果になった事故である。
トラックが路肩へ寄って停止していれば・・・
トラックが発煙筒を付けて後続車両への注意喚起をしていれば・・・
ワゴン車が前方の状況を素早く判別して、減速していれば・・・
どれか一つでも出来ていれば防げた事故。
亡くなった方のご冥福を申し上げます。
ついでにもう一つ
8月2日午前4時10分ごろ、宮城県白石市の東北自動車道下り線で、東京・新宿から仙台に向かっていたツアーバスとトラックが衝突した事故。
まあ、どれだけ基準を見直そうが、コスト重視の乗り物は、事故を起こす確率も高い。
結局人件費などのどこかを削らなければ、コストは下がらない。
消費者が安いものばかり飛びつく時代だから、どうしてもこのような事故はなくならないだろう。
生レバーは危険だといって規制したら、何で食べられなくしてしまうのだ!!
と文句をいう馬鹿と同じで、自分さえよければ・・・ 自分は事故に遭わない。と、変な理屈で、文句を言う。
そんな人間こそ、事故に遭うと、やれ国の責任だ、規制が甘い。と文句を人一倍いうから、困った者だ。
Posted at 2012/08/04 11:58:22 |
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NEWS | 日記
2012年08月03日
時は2012年8月である。
東日本大震災から2度目の夏真っ只中である。
なのに、震災瓦礫の試験焼却をについて、未だにおこなう事すら躊躇している自治体がある。
恥ずかしい。
試験焼却した際に、焼却灰に100ベクレル以上の放射性物質が検出された際は、焼却灰を含め瓦礫を送ってきた先の自治体に返却する事を、焼却試験の条件として呑めというのである。
東北といっても岩手県の沿岸部の町の瓦礫である。
試験焼却するだけなのだから、さっさとしろ!!
半径50km以内に原子力発電所があるのだから、その瓦礫を処理してもらおうと思っている自治体より、受け入れ先の自治体の方が、本当は放射能で汚染されてる可能性もあったりして・・・
とにかく、瓦礫の受け入れを検討し始めて、数ヶ月。
まったく進展せず、夏が過ぎ去るのは、恥である。
瓦礫の焼却試験は、とにかくさっさとしろ!!
Posted at 2012/08/03 06:58:02 |
JOURNAL | 日記
2012年08月03日
具体的な原子力発電に替わる電気エネルギー政策について、考えてみたい。
原子力発電量は、2010年度で、およそ2800億kwh程度である。
再生可能エネルギー量は、
太陽光発電 38億kwh (内:戸建住宅 30億kwh メガソーラー 8億kwh)
風力発電 43億kwh (内:陸上風力 42億kwh 洋上風力 1億kwh)
水力発電 773億kwh (内:一般水力 441億kwh 中小水力 368億kwh)
地熱発電 26億kwh
バイオマス等 144億kwh
合計 1024億kwh
である。
火力発電の総量は概算で、6930億kwhである。
これが2010年度の今回の電気エネルギー政策の出発点とする。
まず、原子力発電を全廃すれば、2800億kwhをどんな発電エネルギーでおこなうかである。
再生可能エネルギーの発電に力を入れるとする。
現段階での伸びしろがある発電は、
1.太陽光発電
2.バイオマス等の発電
3.地熱発電
の3つとなるであろう
風力発電については、43億kwhと発電エネルギー量は多く、増設すればさらに発電エネルギー量を増やす事が可能だろうと考えられるが、個人的にこれ以上余り増設したくない思いがある。そのことについては、別項で触れる事にする。
この中で、バイオマス等の発電が144億kwhと、太陽光発電より多いエネルギーを作っていることである。
現在各自治体等でおこなっている可燃ゴミの焼却炉をもっと高出力の熱エネルギーが出せる様にして、発電タービンを回せるだけの水蒸気を作る事は出来ないのだろうか。
日経ビジネス2011年10月6日(木)より
現時点でもっとも安価な非化石燃料発電は廃棄物発電である。発電しなくても焼却炉は必要なため、イニシャルコストは熱交換器や発電機などの追加設備だけですむ。燃料は無料であり、逆に処理費をもらえる場合もあり、ランニングコストがほとんどかからない。
それにもかかわらず廃棄物発電がFiTから除外された表向きの理由は、迷惑施設である焼却炉が乱立することを避けたいからということだが、環境省も経済産業省も廃棄物発電や廃棄物燃料化をサーマルリサイクル(熱源再利用)として推奨してきた。
現在、廃棄物発電の能力は一般廃棄物焼却炉167万キロワット、産業廃棄物焼却炉64万キロワット、合計231万キロワットである。これは原発約2基半に相当し、太陽光発電(263万キロワット)や風力発電(219万キロワット)に匹敵する実力である。
一般廃棄物焼却炉の発電能力が高いのは、自治体が清掃工場を建設する際に、熱回収率10%以上の発電設備を併設すれば補助金を得られるからであり、発電施設の平均熱回収率は11%となっている。
の記事がある。
つまり40億kwh程度が得られる事になる。
Posted at 2012/08/03 06:44:45 |
JOURNAL | 日記