今日のブログのタイトルを「教育委員会と生徒の命」としたが、いじめ問題の話ではない。東日本大震災の津波で多数の犠牲者をだしてしまった学校に関する話である。
平野博文文部科学大臣は8月19日に、東日本大震災の津波で多数の犠牲者をだしてしまった学校を視察したという。
東日本大震災から1年5ヶ月を過ぎた今頃になってようやくというか、どうもこの学校の被災状況の事実は未だ闇の中らしい。
ダイヤモンド社の特集記事を読むと、なにやら隠蔽しているのではないかと疑いたくなる、教育委員会の情報の出し方が見えてくる。
生徒が、避難できる時間(約50分)と、乗り物(スクールバス)まであったという。
避難にまで至らなかった、無くなった教員を責める気はない。
責めたところで、もう戻らない命。
しかし、どうしてこれだけ多くの生徒が命を落とす事になってしまったのか。
この事実は、二度と繰り返してはならない。
そのためにも、地震が起きてから、津波が襲ってくるまでの行動の事実を知ることが必要であると思う。
事実を隠蔽し、虚偽の事実を作り上げることはあってはならない事である。
さらに、第三者検証機関の設置を、外部のコンサルタント会社に2,000万円で委託したという。
教育委員会とは、一体何のための組織なのだろうか。
役人のピンハネ組織ではなく、しっかり生徒の側に向いて、子供のため、学校のために働いて欲しいと切に思う。
Posted at 2012/08/21 06:44:07 |
JOURNAL | 日記