2012年09月01日
1923年(大正12年)9月1日に起こった関東大震災から89年。
この関東大震災の教訓を生かすべく、9月1日は防災の日として毎年多くの地域で防災訓練がおこなわれている。
2011年に起こった東日本大震災では、地震被害より強烈な、津波被害が起こりこの1年津波災害に対してクローズアップされている。
そして、先日公表された南海トラフ巨大地震の最大の被害想定は、死者32万人という従来想定されていた死者数の13倍という数値だった。
しかしこの南海トラフ巨大地震の想定は、あくまで最大の被害想定での話であり、南海トラフ地震が起こったら必ずそうなるわけではない。
また、南海トラフだけが地震の震源になるわけではなく、日本全国全てが地震、火山噴火、津波災害、豪雨災害にいつ襲われるかもしれない地に私たちはいるという事を再認識しておく必要がある。
イザ という時は、突然やってくる。
それは、就寝中の真夜中であったり、家族旅行中の車の中であったりする場合もある。
自分の身を守ると言うことは、救助活動をする、消防隊員や警察官、自衛隊員の過酷な仕事を軽減させる事にも繋がるのである。
行方不明者の救出そして捜索はもの凄く大変であり、過酷であることも私たちは、東日本大震災の時知ったはずである。
自分の身は自分で守る事を実践できるように、日々の生活の中で訓練することが大切である。
避難訓練の際に、避難経路に外灯がないので、夜に避難する際は暗くて避難しづらいと行っていた報道があったが、地震の際に電気インフラが生きているとは限らない。
むしろ暗くても迅速に避難できるよう考えるべきである。
また、有る自治体の防災訓練では、震度7を想定した訓練の様子がNEWSで報道されていたが、会議室で、ネットの気象庁のホームページをプロジェクターで映し出したり、マイクを使って会議をしていて訓練していた。
大地震で電気や、ネット回線が繋がる保障は無いはずだが・・・ なんだか訓練想定がちょっと間違っているように思えてならなかった。
Posted at 2012/09/01 23:12:08 |
JOURNAL | 日記