この秋のデジタルカメラについて、いくつかNEWSがあった。
まず一つ目は、この秋発表のデジタル一眼レフカメラである。
フルサイズ撮像素子センサーを搭載した低価格モデルが相次いで発表となっている。
低価格と言っても20万円前後ではあるが・・・
まずデジタル一眼レフカメラの王道 NIKON である。
NIKON D600 ボディのみで22万円程度らしい。9月27日発売
ファインダー視野率が100% 最高5.5コマ/秒 有効画素数約2,426万画素 感度ISO100-6,400 記録メディアスロットSDXC/SDHC/SDメモリーカードのダブルスロットである。
次にデジタルカメラのシェアナンバーワン CANON である。
CANON EOS 6D ボディのみで20万円程度。12月上旬発売予定
ファインダー視野率が約97% 4.5コマ/秒 有効画素数約2,020万画素 感度ISO100-25,600 記録メディアスロットはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。
最後にデジタルカメラの第三極 SONY である。
SONY α99 ボディのみで30万円前後 10月26日発売
EVFファインダー 約6コマ/秒 有効画素数約2,430万画素 感度ISO100-25,600 記録メディアスロットSDXC/SDHC/SDメモリーカード、メモリースティックである。
NIKON と CANON には上位機種として
NIKON D800、
CANON EOS 5DMarkⅢ があり、今回はその下位モデルとして登場している。
デジタル一眼レフカメラは、これでようやくフルサイズセンサー新時代に突入というところだろうか。
各社 各機種少しずつ立ち位置が違う製品だが、これからの流れはようやくフルサイズ撮像素子搭載デジタルカメラをアマチュアが手に出来るラインナップになってきた事は間違いない。
しかし、フルサイズ撮像素子となると、レンズもある程度性能を求められるのも事実で、これらのカメラを使いこなすには、レンズへの投資も結構かかるので、頭が痛い部分である。
もう一つの話題が、OLYMPUSとSONYの提携である。
OLYMPUSは、今では医療関連分野が主軸となっているが、老舗カメラメーカーの一つである。
フォーサーズ規格そして、マイクロフォーサーズ規格でデジタルカメラを製造販売しているOLYMPUSが、ミノルタ、コニカのカメラ部門を買収し、デジタルカメラ製造の第三極にまでなったSONYの傘下に収まるNEWSは、正直すこし驚いた。
まあ、SONY側からすれば、医療分野へ進出したいのだろう。
三つ目は、
FUJIFILM X-E1 である。
ミラーレス一眼レフは、各社いろいろな製品を販売しているが、FUJIFILMもこの手の製品を発表してきた。
APS-Cサイズのセンサーで1,630万画素である。 これまでFUJIFILMといえば、レンズ一体型であったが、とうとうレンズ交換が可能な製品の登場である。
今後の流れは、デジタル一眼レフカメラは、フルサイズが主流になり、ミラーレス一眼レフは、APS-Cからコンパクトなマイクロフォーサーズまでの描写性能と、コンパクトさを両立した製品になっていくのだろうか。
新たなるデジタルカメラ時代の入口に来た感じがする2012年秋である。
Posted at 2012/09/19 01:26:46 |
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