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2012年11月15日 イイね!

総選挙前にこれだけは言いたい 20121115


とうとう年内の総選挙がほぼ決定した。しかも、投票日は12月16日になる事もほぼ決まりで、そこへ向かって一斉に動き出した。

政治の話を此処で書いても意味が無いのだが、一言書かずにはいられない。

総選挙が終わるまで政治の話はもうしない。一回こっきりである。



2009年夏に、日本国民の多くが期待した、コンクリート行政、官僚と業界へのばらまき行政からの脱却など、1955年から続く50年以上にわたる、自由民主党政治からの脱却を願ったはずである。

しかし、理想と現実の狭間で苦悩し、立ちゆかなくなってしまった、鳩山内閣。

大震災の非常事態で、最高指揮官の何たるかを、理解していなかった、菅内閣。

財務省の手先でしか無かった、野田内閣。

この3年と数ヶ月で一体何十人の大臣が誕生したのだろうか。

普天間基地の問題、TPP問題、韓国竹島問題、中国尖閣問題、国会議員の定数是正など、多くの積み残しの問題。


日本国民の質が問われている。馬鹿なマスコミに躍らされず、しっかり人の目を見て、国民の代表者を選ばなければならない。

民主党は、旧社会党と自由民主党から飛び出した連中に、松下政経塾などの新政党などが乗った寄り集まった党である。そして最後の政権交代への推進剤として、小沢自由党が加わり、政権交代を現実のものにした。

その民主党の成り立ちのプロセスを忘れてはならない。



そして今、マスコミの第三極の真ん中にいる、「日本維新の会」。

弁護士出身で、テレビタレントとしての知名度抜群。大阪府知事としての政治手腕の成果をだした、橋下徹大阪市長の下に集まった維新の会。イメージ的には橋本党とでも言うべきか。

この維新の会の中身は、民主党や自民党から途中で逃げ出した数名の国会議員と、これから民主党から鞍替えして、出馬する阿呆国会議員の寄せ集めが混じった、第二の民主党もどきである事を、しっかり見定める事も必要である。


大阪を変える、関西を変えると立ち上がった政党だが、大阪から鎧兜の武具を纏い、槍刀を振りかざして、船中八策を御旗にして、箱根の山を越えてくる。しかし、その兵隊は、勝ち馬に乗ろうと集まった烏合の衆のイメージが強い。

そしてその武士を操るのは、本陣で策を練り、密書を送って、駆け引きをする、戦場へ出ない橋下徹である。


昔むかし、「北海のヒグマ」と言われた自由民主党の中川一郎が代表としてあった派閥の、自由革新同友会にまで遡る事が出来るであろう、太陽の党。

1984年11月、石原慎太郎をはじめ長谷川四郎、長谷川峻、高橋辰夫、平沼赳夫、中川昭一の衆院議員6人は福田派に合流しこの派閥は消滅することになった。

その消滅した派閥の2名が今回、「太陽の党」として第三極としてやってきた。

維新の会の表の中心人物となるであろう石原慎太郎。

現実戦場で、戦う大将は石原慎太郎といった所だろうか。

もし、第三極の連立で第一党群を作れれば、総理大臣の座に就くのは「石原慎太郎」になるのだろう。

石原慎太郎も、その座について舵取りをするために、東京都知事を辞めて、総選挙にやってきたのだから、それを現実にするための策はずいぶん前から用意してあるはずである。

その通りに事が運ぶのか、それとも自由民主党に勝てないで終わるのか。


渡辺喜美率いる「みんなの党」。

公務員制度改革を成就するべく自由民主党を離党して、孤軍奮闘してはいるが、何かあると「アジェンダ、アジェンダ」と横文字が大好きな印象しかない。

このみんなの党。もう一人の顔が江田憲司である。
通商産業省の役人だった村山内閣当時の通商産業大臣秘書官事務取扱として橋本龍太郎に仕え、その後衆議院議員になった元官僚である。

そんな元官僚が、公務員制度改革などに取り組んでいる姿勢は評価出来るが、残念だがこの2人の二枚看板しか無いのがこの、みんなの党の現実であろう。残念だが、「元祖第三極」といった渡辺喜美だが、第三極の中心で居続けることは難しいだろう。


そんな、第三極と呼ばれるグループではあるが、第二の民主党のような、集まりにもう一度政権を委ねるだけの、体力と時間的余裕が、今の日本に果たしてどれだけあるのだろうか。

現政権の民主党と同じ道をまたも辿るだけの余裕は、今の日本には無いはずである。

ここに、日本の未来を賭けるならば、どの様な結果になろうとも、誰も文句を言ってはならない。

それだけの覚悟が、国民側も必要である。


自由民主党は、政権復帰にやる気満々である。とにかく次の総選挙に対しての、準備は整った。

次期総理大臣の顔としての、安倍晋三総裁。

実際の顔の造作は別として、国民への語りかけに長けた石破茂幹事長との二人三脚で、NEW自由民主党を強烈に売り込んでくることは必死である。

特に、石破茂の落ち着いた、要点をしっかり語る語り口調と声質は、ジャパネットたかたの「高田明」社長にも通じる、独特の人の耳に届く、いや残る話術である。

きっと、腹話術の人形のような顔だからこそ、あの声、あの口調が一層引き立つのかもしれない。


しかし、これまでの自由民主党の、霞ヶ関との二人三脚でやってきた、日本政治の実行者だった、功罪とそれに群がり続ける、政財界とのウィンウィンな関係を忘れてはならい。

原子力発電政策を推し進めてきたのも自由民主党。
コンクリート行政で、国庫をばらまき続けてきたのも自由民主党。
農林業政策をばらまき続けてきたのも自由民主党。
竹島問題、尖閣諸島問題を棚上げにしてきたのも自由民主党。
財務省の言いなりになってきた元も自由民主党。

そして、公明党に庇を貸し続けているままである自由民主党。
というより、自由民主党の一派閥ではないかとも思える公明党。

日本のこれまでの良い部分も、悪い部分も全て築いてきたのは自由民主党で有ることを忘れてはならない。


これから、12月16日迄に様々な、状況が起こるだろう。

民主党や弱小党から第三極党への、鞍替え出馬
あの党とこの党の電撃合併??
各党の立候補者の駆け引きや、こんな人がこんな党から出馬!!
いろいろこの数日で起こるはずである。

そんな各党の各立候補者の、動きをしっかり見極める目を持って、しっかり投票行動をしなければならない。

だいたい、選挙直前でジタバタする立候補者は、腰が据わっていない輩である。

そんな輩が日本国のために必死になって働く事をするだろうか。

私利私欲でしか動かない政治家に何度痛い目にあっただろうか。


我々国民は、マスコミや人の報道や意見に流されることなく、しっかり考え判断しなければならない。

その国の政治は、その国の民度に直結している。そして、この国を虎視眈々と狙う諸外国と戦わなければならない。

我々日本国民の敵は、永田町ではなく、海の向こうの国々である。



追 記


明日に解散総選挙になるであろう、総選挙

「1票の格差」が違憲状態と最高裁に認定された現行制度で行われることが決定的である。

これだけ以前から、違憲状態であると言われ続けているにもかかわらず、結局選挙区割りの見直しなど、違法状態を改善する努力もせず、また総選挙をおこなうことになってしまったのは、全国会議員の怠慢以外の何者でも無い。

情けない限りである。
Posted at 2012/11/15 06:56:28 | トラックバック(0) | JOURNAL | 日記

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