2013年01月06日
東京築地の初競りが、5日おこなわれて、大間産ののクロマグロが1匹1億5540万円の史上最高値で競り落とされたという。
たかがマグロ一匹である。このマグロの金額で、この日築地市場で取引された全てのクロマグロが買えてしまう金額だという。
馬鹿ではないか。食い物で遊ぶとは。しかもこの落札したクロマグロは、その日の内に落札した寿司チェーン店で、競り落とした値から考えると1貫あたり4万~5万円相当だが、大トロ(398円)などの通常価格で提供している映像も、ニュースで流れていた。
この寿司店に食いに行った馬鹿客。お前らもそんな店に行くな。裏を返せば、通常の営業でぼったくられているからこんな馬鹿な金額で買ってこれる訳で、そんなクロマグロにそれだけの値打ちはあるはずもなく、お前らみんな踊っているだけである。
1980年代終わりのあのバブルにそっくり。きっと今年の年の瀬には、こんな馬鹿な事をしていたと思うに違いない。
残念だが、年の初めにこんな馬鹿な事をしているからには、絶対景気が良くなって、いい年になるとは絶対に思えない。
1月5日に早くも、この国の景気の先行きを見てしまったように思えてならない。
Posted at 2013/01/06 16:33:29 |
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