
おらが町にも新幹線がもうすぐやってくる。
名古屋にはリニア新幹線がこれから出来るのに。おらが町には新幹線。なんだか最先端から一周遅れ。
だいたいおらが町に新幹線は、建設費を考えたら必要なインフラなのかと思うが、とにかくいろいろあったが、着実にやってくる。
そんな、おらが町の新幹線
「北陸新幹線」
の駅名が正式決定した。
新潟県は変わった県で、田中角栄が日本列島改造論といって、新幹線や高速道路などの、インフラ整備を推し進めたが、一番交通インフラが整備された所は間違いなく新潟県だろう。
その上越新幹線の上越とは、上州(現在の群馬県)と越後(現在の新潟県)の旧国名の各一字を取ったものである。
しかし、新潟県内の県内の地域区分に上越、中越、下越という、越後の国を、上方(京都に近い方)から近い方から順に上、中、下と三分割している。
新潟県の上越地方にあった高田市と直江津町が合併した時に、この地方名の上越を、新しい市名にしたのが、今の上越市である。
上越新幹線沿いに無い上越市。そんな上越市に「北陸新幹線」の駅が出来て、その駅名が
「上越妙高駅」
と決定したのである。
上越市周辺や新潟県の人々にとっては区別出来るだろうが、上越って何処??という人々にとっては、上越妙高駅はなぜ上越新幹線の駅ではないの??という事になるのはまず間違いない。
きっと、上越新幹線と,北陸新幹線に乗り間違える人が出る事間違いないし。
その時必ず言うだろう。
「なぜ、上越妙高駅は、上越新幹線では無いのかと・・・」
しかも、上越市にある駅なのだが、駅のすぐお隣の妙高市にも配慮せざるを得ず、合わせ技一本の名前になった「上越妙高駅」。
こんな事書いたら、上越市の人や妙高市の人は怒るのだろうが、上越妙高駅の合わせ技にするから、余計に上越新幹線の一部の駅のように思える感じになってしまったのではないだろうか。
この上越妙高駅が出来る場所は、北陸新幹線の線形上の理由で、上越市(旧高田市)の南側の山に近い場所に出来る。
現在JR信越本線の脇野田駅があるのだが、田んぼののど真ん中。
上越市は、ここに駅が出来ると決定した時から公共事業で開発をしているが、この上越市公共事業が大好きで、この20年で、区画整理をあちらこちらで積極的におこない、たいして多くない人口の市なのに、田んぼを潰して出来たショッピングタウンなど多いこと、多いこと。
それもこれも、北陸自動車道と上信越自動車道のジャンクションがあり、直江津港という港湾の物流拠点があり、さらに、中部電力の大規模火力発電所の誘致など、官民挙げて都市開発したすごい場所である。
しかも、この北陸新幹線。実は長野新幹線として、長野まで先行開業していて、長野新幹線の名称はどうなるのかとか、新潟県や上越市が主張する、全列車を上越妙高駅に停車を強く要求など、実は沿線各県でいろいろ見えない駆け引きがある事実。
そんな、おらが町の
新幹線の列車名の募集を今おこなっているので、興味がある人は応募してみると、何か貰える可能性が・・・
まあ、JR東日本と、JR西日本ではすでに列車名は決めてあるのだろうが、そのことは口が裂けても今教えてはくれず、とにかく皆様の意見を聴くという立ち位置を、アピールしています。
Posted at 2013/06/08 06:55:18 |
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