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2013年06月25日 イイね!

愛という黄色いTシャツは、もうおわってる 20130625


毎年、夏の終わりの土日に黄色いTシャツを着て、募金活動をさせる日テレ。

「愛は地球を救う」

という、キャッチコピーのもと、障害者を引きずり回し、いろいろ過激にチャレンジさせたり、何時から始まったのか、芸能人が24時間、国道246号線周辺を九段下の日本武道館へ走る事をしたりと、何でもありの24時間テレビ。


先週の金曜日。フリーアナウンサーと全盲の人二名が乗った、太平洋横断チャレンジをしていたヨットが、浸水して最終的には、海上自衛隊の救難飛行艇によって救出するという事故があったが、これもどうやら「24時間テレビ」の企画の一部らしいと、読み取れたりもする。


船の出航日を考えると、どうもゴールのアメリカ西海岸には、ちょうど「愛は地球を救う」が放送される頃に到着するスケジュールではなかったのかと、計算できてしまう。


去年の、義足の少女、縄文杉に逢いに行くという企画といい、もうこの番組の当初の主旨とはだいぶんかけ離れた位置にきているように、私には見られる。


しかも、今年の24時間マラソン。88キロの方がまずはダイエットして、そして走るという。

企画が半分以上ダイエット企画。


日本テレビの、営業ありきの番組制作が、どんどん前面に出てくる番組は、そろそろ終わりにしてほしいとも思う。


電波は公共の物というが、最近のテレビ番組は、スポンサーありき、広告収入ありき、がモロに見えてくるのと、収入額が少ないなら、番組制作費を削る方向が顕著になって、どう見ても薄っぺらい番組が多いように思えてならない。いや薄っぺらいのではなく、丁寧に作っていない。

制作費が少なくても、作り手が丁寧に魂込めて作れば、良い作品は出来るはずである。

それが、小手先と、出演者へのリスク度を高めた博打的な企画がちょくちょく目にするのは、いかがな物なのだろうか。


そしてそんな内容が色濃くなった、黄色いTシャツ番組も、そろそろ終わって欲しいと思ったりもする。


まあ、嫌ならテレビなんか見なければ良いだけの事だが・・・・



追 記

テレビは過激に、そして未知の領域へ常に進んでいくことが果たして良いことなのだろうか。



去年放送された、義足の少女、縄文杉に逢いに行くという番組。

きっとこの女性の方は純粋に屋久杉を見たかったのだろう。

健常者でさえ、結構な距離を黙々と歩き通さなければ見られない屋久杉。

そんな、大変な場所へ、義足の方が行く事は至難の業である。

それを、番組とう名のスポンサーがサポートして、連れて行く。

サポートとは、危ないリスクの中でも、安全を確保して行くということであろう。

そしてその番組という名のスポンサーは、スポンサードの代償として、なんとしても企画道理に実行し、番組という商品パッケージを完結させて、価値ある商品とする事である。

その商品パッケージがより過酷で困難であるほど、商品価値は上がるので、より高度な条件の足かせを付ける。

そして、報道人としてより困難な場所から、クリアな状態で生中継するという技術者魂が注ぎ込まれると、より商品価値は上がるし、今後の放送局の営業セールスポイントとなる。

そんな場の一つが、「24時間テレビ」でもあるのだろう。


この番組の撮影に対して、屋久島在住のとあるガイドさんが、ブログで、テレビスタッフを批判した内容の記述をされたが、そのブログの内容の真偽は解らないが、まあ、数十人という番組スタッフ、関係者が、あの屋久杉の場所へ入っていって、テントを張って?(ここの部分は本当はどうなのか?不明であるが・・・)いたという。

まあ、一般人がそんな場所でビバークすれば、このご時世非難されるのだろうが、テレビで許可を得れば、やっても良いのかというと、テレビなら許されるというのも、実際はどうなのかと個人的には思う。

確かにテレビ創世記の頃は、テレビは特別という風潮が強かった。それは、皆の目の代わりに代表してテレビが、いやマスコミが世の中に伝えるという公共性が強かった、いや、高かったからにほかならない。

しかし、そのテレビ、広義でゆう所のマスコミの、公共性がいつしか、娯楽性にシフトしているにも関わらず、娯楽性の視点のものまで、公共性での特権であった「特別」の権利を多用してしまっている点が、問題なのだろう。

まあ、この屋久島での屋久杉トレッキングの中継は、台風が屋久島に接近するさなか、この企画を何とか成立させようと、通常なら登山は中止となるだろう事が予想できる、天候で登山行程の9割位まで登った事は、やはりある一定の批判は、どれだけ屋久島のガイドさんが、万全なる安全性を確保しておこなったといえども、あってしかるべきだろうとは思う。

まあ、屋久島の宣伝効果と、このテレビ中継の経済効果を考えると、この番組の企画を受け入れた屋久島の関係者としては、最後の最後まで中止する事は島側の人間からは言えなかったのではないのだろうかと推測できる。


それと、ブログであれこれ書いた屋久島在住のガイドさんのブログ内容の賛否はあるが、最終的には、このガイドさんは、後日お詫びと題して、この番組でガイドをしたであろう、同業者へのお詫びと、屋久島町や観光協会などの関係各位に対して、謝罪文をブログ上で掲載している。

狭い屋久島での同業者や観光関連の団体などから、相当な圧力があったのだろう事は想像しなくてもわかる。

あのブログの内容が事実であったのか、事実ではなかったのかは、結局、表に出ることは決してないのだろう。

「24時間テレビ屋久島登山 右足を失った少女の挑戦」 という番組が、24時間テレビの本放送終了後の1週間後ぐらいに放送予定であったが、放送日直前に、緊急編成により番組内容を変更となってしまい、結局放送されることはなかったという事実を見ると、放送するには都合がよくない点があったのであろう事は、読み取れる。

その放送するには都合がよくない点とは、一体何だったのかは読み取れないが、やはり、天候が台風接近という常識的に良くない状況下で、登山を決行したというポイントはあるのだろう。



そして、今回のヨットでの浸水事故であるが、多分今回の浸水原因とは、直接的な関連はないと思われるが、大阪から小名浜へ航行した際に、バウスプリットの止水に不具合があって、水が漏れることが分かったと、乗員の方がブログに書いていた点である。

この水漏れについては、対策を施して太平洋横断へ出航しているであろうから、今回の浸水そして、救助という一連の流れのトリガーではならないのだろうし、現実、浸水する直前に、船底に3回物体が当たったと証言しているので、その接触物が原因である事には間違いないのだろう。

しかし、今回の浸水事故を防ぐ事が出来ず、結果としてヨットを放棄し、救命ボートに乗って救助を受けるという事態になった事は事実であるし、その最悪の事態を避ける事が結果として出来なかったのである訳で、この冒険自体がやはり、何らかの無理があったと言わざるを得ないのだろう。

その、危険リスクがある中で、無事に救助され戻って来られたというのは、リスクマネジメントはされていたとは言えるのだろうが、しかし、この浸水事故が、日本本土よりもっと離れた場所でおこっていた、或いは、もっと時化た状態の海域でおこっていたなら、果たしてどうだったかという点は残る。

また、救助した海上自衛隊の方々が、要救助者に救出後の会話の中で、「こんな海でレスキュー活動したことがない。訓練でもしたことがない」と話された事を知ると、はやり相当過酷な状況の中で救出活動をしたのだろうと想像される。

冒険とは、安全な橋を叩いて渡る事ではないし、危険性をいかに回避しながら、より困難な事をおこなう事ではあるが、成功しない冒険はやはり冒険ではない。

何としても生きて帰ることが、冒険の大前提であり、命に関わる危険性を回避できるだけの、体力、精神力、技術力、判断力のあらゆる力そして技を身につけてこそ、冒険のスタート地点に立てるのだろう。


この春、80歳でエベレストに登頂し無事下山したチームは、その登山費用として、1億5千万円以上を使ったらしい。(あくまで憶測?)


80歳のエベレスト登頂チームと同じ頃、ヒマラヤ山系のダウラギリ(8167メートル)に登った60代の日本人女性は、数百万円の資金で、ポーター2名を雇って登頂しようとしたが、結果登山途中で帰らぬ人となってしまった。

金をかければ安全が買えるわけではないが、それなりの対策を十分にかければ、安全度は増すと言うことは言えるであろう。










Posted at 2013/06/25 06:57:22 | トラックバック(0) | TV | 日記

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