2013年09月17日
福島第一原子力発電所の放射性物質については、未だ漏れているだの、コントロールできているだの、様々な報道があったり、無かったり。
2020年のオリンピック誘致で、安倍総理大臣は、汚染水は、福島第一原子力発電所に隣接する海洋内0.3k㎡内に留まり、コントロールできていると、表明したが、東京電力の幹部の一部からは、コントロールできてはいないという話があったり、台風の雨が降って、排水溝に溜まった水を海へ放出する状況になったり、本当にこれがコントロールできている状況と果たして言えるのかと思ってしまう。
現実には、コントロールできなければならないのだが、手一杯で目の前にある優先順位の高い問題を、必死に処理して毎日が過ぎて行くというのが、現状なのだろう。
汚染水は増え続け、タンクに汚染水を貯めるのが手一杯で、チョロチョロ漏れ出ても、大量の汚染水と、上流から流れ続ける地下水の無限の量に打つ手が無い。あるいは余りにも膨大で打っても打っても追いつかない状況なのだろう。
どうも、報道の端々に、基準値を下回る値の放射性物質だから、大丈夫みたいな報道がなされているが、基準値とは、ある一定容量の水に対してどれだけの放射性物質が含まれているかという値であって、残念だが水などで薄めて流せば、放射性物質の数値は下げられるという、なんだか数字のマジック的な数値にしか私には見られない。
こんな事をして良いのだろうか。
と思ってしまう。
Posted at 2013/09/17 07:03:55 |
JOURNAL | 日記