去年(2012年)夏、「FNS27時間テレビ」で総合司会をした「タモリ」。
そんな、タモリが、1982年(昭和57年)10月に始まった「森田一義アワー 笑っていいとも!」が来年(2014年3月)で終わることが発表された。
ここ数年、そろそろこの番組も打ち切りになるのかと、「うわさ」が絶えなかったが、看板コーナーの「テレフォンショッキング」が、お友達紹介形式から、ゲスト紹介へと変わり、タモリが登場しないコーナーが出来るなど、どう見ても、番組が終わるのも時間の問題の雰囲気だったらしい。
もうここ十数年見てもいないので、だからどうとは思わないが、タモリももう数年で70歳。画面から消え去る日もそう遠くないのだろう。
でもなんでこんなに、「笑っていいとも!」は長く続いたのだろうか。
生放送なので制作費が抑えられ、かつ、夜の番組の宣伝が出来て、しかも、いろいろな事務所の人間をさばけるという、玉手箱的なおいしいフォーマットだったのかもしれない。
タモリの番組でおもしろいのは、タモリワールド「タモリ倶楽部」であろう。
深夜にディープ系なネタを、馬鹿馬鹿しくもダラダラ進行する、ゆるゆる番組。
NHKが放送していた「ブラタモリ」も「タモリ倶楽部」のNHKバージョンというか、「タモリ倶楽部 金を掛けたバージョン」的な内容だったが、きっと「タモリ倶楽部」が終わる時、芸能人「タモリ」の一時代が終わりを告げる時になるのだろう。
個人的には、もう一度、タモリの密室芸満載の番組が見たいと思うが、70歳目前の親父に、若き日の、切れのある「イグアナ」を見せろ!!というのは酷なのだろう。
でも、できればもう一度 ”今夜は最高” のようなタモリ芸満載の番組を見てみたかった。
Posted at 2013/10/23 07:00:45 |
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