2013年12月20日
作家が、政府の諮問機関の委員になり、副知事になり、知事の辞職に伴って東京都知事に立候補した゛猪瀬直樹゛知事。
昨年(2012年)の都知事選挙の頃に、医療法人徳州会グル一プから5.000万円を借用した問題が表面化し、昨日(2013年12月19日)東京都知事を辞職したのだが、その辞職時の会見で、猪瀬知事は、自分はアマチュア知事だと言った。
現職知事自身が、自らをアマチュアと言い切るとは、どうなのだろう。
現職の知事にアマチュアもプロフェッショナルも区別は無いはずだ。
選挙で当選し、知事になった時点で皆プロでしかないはずである。
作家とは言葉を紡いで、人の心に訴える言葉(文章)のプロフェッショナルに属すると思うのだが、そんな作家の最後の知事としての会見が、゛アマチュア知事゛の連発では、非常に悲しいものがある。
多くの東京都民は、アマチュア知事に一票を投じたはずではないはずだ。
猪瀬知事のいう゛アマチュア゛のニュアンスは、分からない事もない。
゛政治とカネ゛という一番ダークな部分の取り扱い方が、ずぶの素人だったと、言いたいのだろう。
しかし、率直にそういってしまうと、政治資金規制法などに、直結するので、ストレートには言えないという事なのか。
政治のアマチュアと、自覚しているのならば、素直に暴露するのも手だと思うのだが、そこはドロドロした政治の世界。
パパを引いた猪瀬氏が、徳州会マネーの餌食となって、徳州会問題は、終わるのだろう。
そういった意味では、猪瀬氏は、゛アマチュア゛である。
Posted at 2013/12/20 07:09:06 |
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