2014年01月14日
殿! ご乱心。
と経済産業大臣に言われてしまった、東京都知事選に立候補表明をした、細川護煕元総理大臣。
この細川の殿を、東京の長に原子力発電の廃止という御旗を掲げさせて、陣の参謀として出て来た小泉元総理大臣という、ダブル総理大臣経験者。
東京都知事選挙の争点として、原子力発電を掲げるのは正直どうなのかとも思うが、東京電力の主たる株主である、東京都の知事選でもあるわけで、そうゆう観点からすれば、お門違いとも言えないだろう。
しかし、民主党政権下の時に、ひと夏大騒ぎなった、原子力発電に対する「パブリックコメント」の結果、原子力発電は廃止する方向に政府として決定したはずだったのだが、自由民主党が、総選挙で政権を奪還すると、原子力発電は廃止する方向だった事は、即座に無かった事になってしまい、原子力発電は、当初の計画通り存続する方向で物事が動いている現状だ。
そんな、現政府に、再度「原子力発電の廃止」という矢を放つ事をしても果たして、政官財の思いを覆す事は出来るのだろうか。
それよりも、都知事選挙で”殿゛が負けると、「原子力発電」の廃止を世に問う次の機会が無くなってしまう恐れすら出てくるだろう。
本来ならば、都民の生活を考えての都知事選であるべきと思うのだが、国政にも絡んだ争点で、都知事を選択するのは、本来あるべき選挙の姿では無いはずだ。
しかし、小泉元首相は、本当に自由民主党を壊す力を持っているのかも知れない。
本当は、霞ヶ関を壊してもらいたいのだが・・・
Posted at 2014/01/14 21:06:33 |
JOURNAL | 日記