
富山県立山(雄山)にあるーノ越(いちのこし)の公衆トイレ。
バイオトイレとして、微生物が汚物を自然分解して循環するメンテナンスが簡単なトイレである。
そんなトイレなのだが、去年(2013年)夏に、トイレが詰まって利用不可となった時期があった。
そのトイレの詰まりの解消のため昨日(2014年7月16日)から約3,000万円をかけて、トイレタンクの抜き取り作業をしている。
この3,000万円の予算は、税金だ。
詰まりの原因となっていたのは、ポケットテッシュの外装ビニールや、ペットボトル、更にはタオルまで入っていたという。
とにかくゴミが沢山トイレの汚物と共に捨てられていたという。
「ゴミは、捨てずに持ち帰って欲しい。」といっていたが、モラルに任せておいては、またすぐ詰まるだろう。
残念だが、非常にモラルの低い人はどうしてもいるし、改善する事はできない。
更に近年の、モラルが元々乏しい近隣諸国からの観光客が、大量にやってくる時代となった。
野口健さんが富士山の問題でも言っていたが、外国人の中には、ゴミを持ち帰る意識がない。罰則がなければ捨てる。そんな考えの人が、一部いるようで、ゴミの廃棄には,厳罰な処罰と、山岳レンジャーなどの警備組織と、逮捕権をレンジャーに付与するなど何らかの手段も時には必要なのかもしれない。
モラルの点でいえば、先日、このーノ越のすぐ上部のニノ越付近で、滑落事故が起こった。
事故原因は、登山道から数十メートル離れた場所に咲いていた高山植物を撮影しようと、登山道から外れていったところで滑落したようだ。
大変残念だが、登山道から外れる行為は、大変危険であり、人が滑落する事はもちろん、落石を引き起こし、下にいる登山者が事故に巻き込む事にもなりかねない、大変危険な行為である事を、教育(周知徹底)するべきであろう。
Posted at 2014/07/17 06:03:43 |
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