昨日正式決定したらしい??
新国立競技場の建設
建設費未定??どれだけの費用がかかるのか??!!!
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日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設に向け、都内で「国立競技場将来構想有識者会議」を開く。折りたたみ膜構造の「開閉式遮音装置(屋根)」の設置を大会後に見送り、1万5000席の伸縮型可動式スタンドを仮設スタンドに改めるなどの見直し案や、総工費2520億円などについて説明する。新国立競技場新営工事の施工予定者である大成建設(スタンド工区)、竹中工務店(屋根工区)との工事契約は、同会議を経て行う予定。資材調達など施工者が早期に準備に入れるよう、工事契約を分割する公算が大きい。生産・調達計画を経て、10月の着工、19年5月の完成を目指す。
今回の開催は、基本設計段階での14年5月に開いて以来となる。建設費の高騰や工期の観点から実施設計段階での計画の一部見直し案や、総工費、工期の変更などについて説明する予定。
委員は、JSCの河野一郎理事長、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長ら14人で構成。建設費の一部負担を求められている東京都の舛添要一知事も、委員の立場で初めて参加することから、その発言が注目される。また、建築家の安藤忠雄氏は欠席する模様だ。このほか、遠藤利明東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当相も出席する予定。
有識者会議は、紆余曲折を経てきた実施設計の内容などを固める重要な議論の場となる。各施工予定者との見積もり合わせや契約など、着工に向け事実上の了解が得られるか注目される。
新国立競技場は、S一部SRC造地下2階地上6階建て延べ約21万9500㎡の規模。屋根を支える「キールアーチ」などのデザインは変更せず、スタンド部分の屋根も計画どおり設置する。一方、19年開催のラグビーワールドカップ(W杯)に間に合わせることを前提に、工期や建設費などの課題解決策として、「開閉式遮音装置(屋根)」を五輪後に設置するほか、1万5000席の伸縮型可動式スタンドを仮設スタンドに改める。こうした見直しを踏まえた総工費は2520億円とする。
発注者支援業務は山下設計・山下ピー・エム・コンサルタンツ・建設技術研究所JVが担い、ザハ・ハディド・アーキテクツがデザイン監修、日建設計・梓設計・日本設計・アラップジャパンJVが実施設計を担当。
設計と並行して施工者の立場から、設計全般に対する技術検証・技術提案や施工計画の検討・提案、概算工事費の算出などを行う技術協力業務を、大成建設(スタンド工区)と竹中工務店(屋根工区)が担当している。
以上 建設工業新聞より転記
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国立競技場将来構想有識者会議 委員名簿 (平成24年度)
安西 祐一郎 独立行政法人日本学術振興会理事長
安藤 忠雄 建築家
石原 慎太郎 東京都知事
遠藤 利明 2020 年オリンピック・パラ日本招致議員連盟幹事長 衆議院員
小倉 純二 財団法人日本サッカー協会長
河野 洋平 公益財団法人日本陸上競技連盟会長
佐藤 禎一 国際医療福祉大学院教授
鈴木 寛 スポーツ議員連盟幹事長 参議院員
鈴木 秀典 公益財団法人日本アンチ・ドーピグ機構会長
竹田 恆和 公益財団法人日本オリンピック委員会長
張 富士夫 公益財団法人日本体育協会長
都倉 俊一 作曲家 一般社団法人日本音楽著作権協会長
鳥原 光憲 公益財団法人日本障害者スポーツ協会長
森 喜朗 財団法人日本ラグビーフットボル協会長 衆議院員
※ 五十音順、敬称略
国立競技場将来構想有識者会議 委員名簿 (平成26年度)
安西 祐一郎 独立行政法人日本学術振興会理事長
安藤 忠雄 建築家
遠藤 利明 スポーツ議員連盟幹事長 衆議院員
小倉 純二 財団法人日本サッカー協会 名誉 会長
佐藤 禎一 日本国政府ユネスコ代表部特命全権大使
鈴木 秀典 公益財団法人日本アンチ・ドーピグ機構会長
竹田 恆和 公益財団法人日本オリンピック委員会長
張 富士夫 公益財団法人日本体育協会長
都倉 俊一 作曲家 一般社団法人日本音楽著作権協会長
鳥原 光憲 公益財団法人日本障害者スポーツ協会長
舛添 要一 東京都知事
森 喜朗 公益財団法人日本ラグビーフットボル協会長 東京オリンピック・パラ競技大会組織委員長
横川 浩 公益財団法人日本陸上競技連盟会長
笠 浩史 2020 年東京オリンピック・パラ大会推進議員連盟幹事長代理 衆議院員
※ 五十音順、敬称略
各種報道では、toto(スポーツ振興くじ)の売上と、東京都から(500億円)の金やら、挙げ句の果てには、ネーミングライツの金に、寄付金までも現時点で当てにしてあって、全くもって建設費の出所が大雑把というか、いい加減というか・・・
そこまでいい加減に見積もっても、まだ建設費??の2,520億円という額に、予算が足りないという、誠にいい加減きわまりない収支計画なのに、建設が始まってしまうという、これまでの日本が行ってきた公共事業のやり方で今回もはじまってしまった。
日本の公共事業は、計画が動き出したら、途中で変更しようとか、中止しようとか、とにかく計画通りに進まないと気が済まないシステム???
とにかく、こんなに高額な金額のスタジアムが本当に必要なのか??
事業主体の
「独立行政法人日本スポーツ振興センター」の目的は
独立行政法人日本スポーツ振興センター法
(平成十四年十二月十三日法律第百六十二号)
第一章 総則
(センターの目的)
第三条 独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下「センター」という。)は、
スポーツの振興及び児童、生徒、学生又は幼児(以下「児童生徒等」という。)の健康の保持増進を図るため、その設置するスポーツ施設の適切かつ効率的な運営、スポーツの振興のために必要な援助、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、高等専門学校、特別支援学校、幼稚園又は幼保連携型認定こども園(第十五条第一項第八号を除き、以下「学校」と総称する。)の管理下における児童生徒等の災害に関する必要な給付その他スポーツ及び児童生徒等の健康の保持増進に関する調査研究並びに資料の収集及び提供等を行い、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする。
となっているが、
そんな目的のために、青天井の屋根付き
”新国立競技場”を建設するのはどうなのよ??
しかも、本来は
給付その他スポーツ及び児童生徒等の健康の保持増進に関する調査研究並びに資料の収集及び提供等をおこなって、国民の心身の健全な発達に寄与する
為であって、湯水のように青天井で公共施設を作って良いのか??
国立競技場とは言っているが、国会で予算審議されるわけでもなく、別会計で、訳の分からぬ
会議で建設が出来てしまうのは、どうなの????
こんなシステムは可笑しい。
舛添要一 東京都知事 は都が金を出すのにイチャモンをつけていたが、ここに来て結局この案に文句を言うわけでもなく、建設に賛成してしまっている。
裏で何を言われたのか??
何を納得したのか???
可笑しいと言うより、財務省、文部科学省、電通や建設業界などの業界が一体となってこの巨大な施設を作る事に、国立競技場の建て替えを決めた時点で決まっている訳で、たまたま、各種団体の思惑に最も沿うデザインが、ザハ氏のデザインだったというだけなのだろう。
結局
独立行政法人 って一体何よ??!!!
国立競技場とは名ばかりで、
「totoと東京都with森喜朗 競技場」
保守管理、運営費用に一体どれだけの税金が投入されることになるのだろうか??
ちゃん ちゃん!!
Posted at 2015/07/08 17:58:21 |
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