繰り返す 日本の公共事業 の予定であった
新国立競技場
巷の噂では、 安倍政権の支持率低下を立て直すためとか、安保法制の目くらまし策だとか、いろいろ飛び交っているが、相撲で言う所の徳俵に足がかかって、
うっちゃりという感じの所で、ザハ案の競技場建設が、安倍晋三の一声で白紙になった。
最後は、安倍晋三と森喜朗の会談で決まった形になった。
ということは、この国立競技場建設の
親玉はやはり森喜朗という事なのだろうか。
とにかく、
「totoと東京都with森喜朗 競技場」は、
第一幕 完というところか。
すこし変なのは、
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東京都の舛添要一知事は17日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画見直しについて「決める前にできなかったのか。あまり楽しい気分ではない。こんな朝令暮改をやるなと言いたい」と述べ、国の対応を批判した。
都はこれまで競技場建設費のうち500億円程度の負担を国から求められていたが、知事は「(計画を)白紙からやり直すなら、われわれも(負担の検討を)ゼロからやり直すしかない」と語った。
以上 時事通信 転記終わり
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という、舛添要一東京都知事の対応である。
5月だか6月に、あれほど下村文部科学大臣にくってかかっていたのに、今や500億円支払う気が満々である点だ。
あの桝添氏の「俺は聞いてないぞ!!」の怒りは何だったんだ。
裏で何があったんだ!!
このザハ案を最後に決めたのは、安藤忠雄審査委員長だったらしいが、そんな安藤氏自身は
、「こんな大きいもの作ったことがない」と、言い切った。
そもそも、今回のデザインコンペディションのやり方自体が、デザイン性のみで、コスト計算は二の次だったコンペディション。
そんな建設費や建設可能かどうかの制限のない、デザインを描くコンペディションならば、俺でも描けるぞ!!
もっと立派な見栄えのする、世界に自慢できる、とんでもない競技場!!
何処だかのテレビ番組で言っていたが、今回のザハ氏のデザインは、実現性に乏しいデザインで有名らしいではないか。
世界のアチラこちらで、結局ザハさんの当初のデザインのまま建築物が完成したためしがないと・・・
デザインは魅力的なのだろうが、建設費やメンテナンス費の考慮がなく、結局お蔵入りにならざるを得ない。
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新国立競技場に関する安倍首相発言全文
新国立競技場の計画見直しに関する安倍晋三首相の発言全文は次の通り。
-新国立競技場の建設計画について、どのような決定をしたか。
首相 2020年五輪・パラリンピックの会場となる新国立競技場の現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す。そう決断した。五輪は国民皆さんの祭典だ。主役は国民一人ひとり、そしてアスリートの皆さんだ。だから、皆さんに祝福される大会でなければならない。国民の皆さん、またアスリートたちの声に耳を傾け、1カ月ほど前から計画を見直すことができないか、検討を進めてきた。
手続きの問題、国際社会との関係、五輪・パラリンピック開催までに工事を終えることができるかどうか、また、ラグビー・ワールドカップ(W杯)の開催までには間に合わなくなる可能性が高いという課題もあった。きょう、五輪・パラリンピック開催までに間違いなく完成できると確信したので決断した。
五輪組織委員会の森喜朗会長の了解も頂いた。ラグビーW杯には残念ながら間に合わせることはできないし、会場として使うことはできないが、今後ともラグビーW杯に国としてしっかりと支援をしていく考えに変わりはない。
五輪において、新しい競技場をまさに世界の人々に感動を与える場にしなければならない。その大前提の下にできる限りコストを抑制し、現実的にベストな計画を作っていく考えだ。大至急、新しい計画を作らなければならない。先ほど、下村博文文部科学相、遠藤利明五輪担当相に、直ちに新しい計画作りに取り掛かるよう指示したところだ。20年の五輪・パラリンピック、国民みんなで祝福できる、そして世界の人々から称賛される大会にしていきたいと思う。
-白紙に戻した原因は何か。
首相 やはりコストが当初の予定よりも大幅に膨らみ、国民の皆さん、あるいはアスリートたちからも大きな批判があった。このままではみんなで祝福できる大会にすることは困難だと判断した。
工期の問題があったが、きょう、五輪・パラリンピックまでに完成することができると確信を得たので、決断した。(2015/07/17-18:10)
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Posted at 2020/05/13 17:08:58 |
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