2015年07月23日
土壇場で、2500億円以上係るとされていた新国立競技場の建設の見直し決定。
ザハ案の白紙撤回は、これまでの公共事業の流れでいえば、異例であり、評価できる部分もあるが、余りにお粗末。
もっと前にチェック出来る時間があったであろうし、何より役所側の体質として、新規事業の取っ掛かり予算さえつければ、後はどれだけ膨れあがろうとも、補正予算はついてくるという体質がどれだけあることか。
そんな体質は、役所側だけではなく、国会議員側にもあって、国の組織としての、評価基準価値が、大型新規事業の取り組み度であり、゛見える化゛でいえば、最も見える化の効果がある。
東芝の今回の一件も、゛見える化゛の目標達成を強く求めた結果もあるのだろうが、扱う金額が大きくなると、1億2億なんて額は1円2円の単位にしか感じなくなるから恐ろしい。
今回の悪者は、森喜朗という図式と私自身も認識していたが、森喜朗はラグビー馬鹿というか、御輿に乗るのが上手いというか、どんな御輿にでも載っちゃうというか・・・
潮目が変わって、御輿の担ぎ手が消えて、森喜朗が残った。
森喜朗がぼやいていた
何で2500億円位出せないのか?
他のオリンピック施設に数千億出しているのに、なぜ国立競技場だけが槍玉にあがるのか?
本当ならば、もっと色々センサするべきなのだろうが、とにかく国立競技場は、目立つ施設なだけに、しょうがない。
国立競技場の建て替えは、元々耐震化や、施設改修をするとなった時に白紙にしたけれど、これなら耐震化工事をして現行の国立競技場を残した方が良かったように思う。
日本の行政、政治は、簡単にぶっ壊して新しい物を作りたがる傾向が強い。
当時 ここまで書いてお蔵入りに・・・
Posted at 2020/05/13 17:05:41 |
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