2015年09月02日
2020東京オリンピックのエンブレムが、白紙撤回となった。
盗作だとか盗用だとかいっているが、このエンブレム案を作ったデザイン事務所のデザインが、ある企業のトートバックデザインで、ネットから私から言わせれば「コピペ」。
さらには、東京オリンピックのエンブレム使用例を提示した画像の背景画も編集「コピペ」。
コピペ、コピペ、コピペ・・・
どうして、こうもコピペが横行しているのか??
論文もコピペならば、デザインもコピペ。
そう論文といえば・・・
思い起こすのが、「スタップ細胞はありま~す。」といった、理化学研究所の問題。
データをデジタル的に切り貼りして、こねくり廻した結果、あり得ないデータが出来上がり・・・
コピペでは無いが、デジタルデータをこねくり廻した結果という点では、同じ部類?
「スタップ細胞はありま~す。」といっていた研究者の論文がコピペだったといって報道された事もあったような??
今回の2020東京オリンピックのエンブレムも、なんとなく、エンブレムであり、アルファベットのフォントになり、という幅広く使えるデザインという、欲張った、そして商業利用のバリエーション(価値?)を高める事を念頭におくあまり、世に似たデザインとそれほど変わらないデザインになってしまったのだろう。
そんな、エンブレムを作った方は、広告代理店の出身らしいので、どうしても、商業利用価値を最優先したのだろうか?
そして、商業利用価値に飛びついた??のが、東京オリンピック委員会?のエンブレムを決定する責任者の思惑と合致した??のだろうか。??
国立競技場のザハ案の3,000億円スタジアムも、8万人が収容できて、コンサートなどにも使える屋根が付いた多目的巨大施設だったが、どうも広告代理店や、組織委員会などの利益追求に振り回されている感じがしてならない。
1984年のロサンゼルスオリンピックで始まった、商業オリンピック。
税金を使わずに、オリンピックを開催するというやり方は、賛同するが、この2020年の東京オリンピックのゴタゴタを見ると、余りにも、商業ベースに突っ走りすぎているような気がしてならない。
広告代理店の利益が見え隠れしすぎて、本来主役であって、主人公であるはずのアスリートがないがしろにされているように感じる。
「お・も・て・な・し おもてなし」と、オリンピック誘致の際に日本の良き心をアピールしたのに・・・
いまや「う・ら・ば・か・り りえきだけ」となるとは・・・
エンブレムの話に戻るが、あれもこれも欲張らずに、初心に戻って、2020年東京オリンピックの招致エンブレムのような、これが「2020年東京オリンピックエンブレム」と一目見ただけで、心躍る日本ならではの美しいエンブレムに決まって欲しい。
Posted at 2015/09/02 18:18:24 |
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