2016年10月03日
富山市議会の政務活動費の不正受給問題。
2014年の兵庫県議会議員の「空出張発覚事件」を、この市議会の議員達は、どのように思って見ていたのだろうか。
「簡単にばれるような、報告をするからだ。」とでも思っていたのだろうか。
某元兵庫県議会議員と、我々は違うと思っていたに違いない。
飲食遊興費に使っていた自由民主党系元議員もいれば、政党支部ぐるみで、組織的に架空請求をしていた民進党の元議員達。
民進党の元議員も酷いが、自由民主党系の元議員達にも呆れる。
宿泊旅行での、コンパニオン代や、朝ビール代。
議員活動の報告会での、茶菓子代の人数水増し請求。(そもそもお茶菓子を参加者に配ったのか?)等々。
さらに、毎週、議員辞職する議員が、次々出てくるのは、一体なんだ。
不正受給の実態が表に出なければ、議員辞職する気が全く無い議員が、後を絶たない。
しかも、不正受給が発覚したのに、その会見上で、「不正受給の金額は返金して、地域のために議員を続ける。」と言い切った、元議員など、これだけマスコミに叩かれているのに、悪気がない態度は、いかがなものか。
政務活動費を、2015年度100%受給していた議会はこの富山市だけだという。
その前年の2014年度も99.9%であり、しかもその政務活動費は、月額15万円である。年額だと160万円だ。
年額160万円の政務活動費が、正当な価格なのかも疑問だが、そんな諸費用が、議員一人当たり年間160万円も必要なのか。
不正に請求しなければ使い切れないのならば、そもそも、これだけの額の政務活動費も不要であろう。
腐りきった、議員達はこの際、総辞職してはどうだろうか。
どうせ補欠選挙の実施が決定しているのだから、議員を続けたい議員は、この際、選挙で審判を受けたら良いのではなかろうか。
政務活動費を搾取され、そのあげくに、補欠選挙に高額な費用が発生する事になった。
今回の補欠選挙費用は、今回の政務活動費問題で辞職した元議会議員に、全額請求する事は出来ないのだろうかと、思ってしまう。
補欠選挙で、民進党は、早くも立候補者の擁立を断念している。自由民主党と同じで、民進党も腐りきっている。
国政の民進党には、期待もしたが、これでは、蓮舫民進党も、信用を失う事になるだろう。
しかし、全国でもトップクラスの超保守王国の富山で、自由民主党系の立候補者が、当選するのに決まっているので、選挙の審判はあまり有効ではないかもしれない。
大体、こんな議会議員を選んだのは、ここに住む住民である。
市民の民度が、良くないから、こんな議員がはびこる訳で、今回の議会議員の恥は、市民自身の恥である。
それだけ、議員も、市民も、腐敗した田舎の街である。
Posted at 2016/10/03 17:42:17 |
トラックバック(0) |
NEWS | 日記