2017年03月28日
高校山岳部系の「登山の講習会」で、雪崩が発生し、生徒7名、教師1名が死亡した。
大変残念な事故である。
登山は多くのスポーツの中で、危険性が高い部類のスポーツである。
それは、自然条件等によって、最悪死に至る状況に場合があるという事は、これまでの山岳事故が起こる度に、散々論じられている。
今回の事故は、事故が起きないように訓練する「講習会」で起こった。
この講習会について、当事者でない者が言う事ではないが、8名の命が失われた結果という事実からすれば、3月27日のこの「講習会」の訓練行動は、講習責任者の判断ミスだったと言わざるを得ないと感じる。
山での安全判断には、座学も必要だが、フィールドでの実地訓練が不可欠であり、今回の「講習会」自体について云々いう気は無い。
しかし、危険性を回避する装備、そして準備が十分であったのか。
天気を読み、安全を確保する準備。
雪崩れが起きる可能性を考慮した、地形の把握と登攀ルートの検討。
今回のこの日の「講習」は、当初予定していたプログラムが、降雪により中止となり、その代替プログラムとして実施されたと聞く。
とにかく、8名の犠牲者が出てしまった事実は変わらない。
そして、安全に登山するための「講習会」で命を落とす結果となってしまった事態になってしまった事は、残念でならないし、犠牲になった方々とそのご家族の方々は無念であろう。
本来ならば、命を落とさないための訓練のはずだったのに・・・
合 掌
Posted at 2017/03/28 17:54:18 |
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