2017年12月15日
官製談合の温床、象徴となるゴルフ接待。
なぜ、国家公務員倫理規程が利害関係者との「遊技またはゴルフ」を禁じているのかというと、結局官製談合、忖度、というキーワードに直結する行為だからである。
ゴルフはスポーツだとされているが、ゴルフは4人までの少数グループで、屋外スポーツだが、ゴルフ場という密室的(ホール上には、プレーヤーとキャディしかいないという密室)な場所で、しかも、握りという賭博行為を行いながら、民間側は接待費で費用処理が可能という、特殊、特別なスポーツ的な、商談場であることは、多くの日本国民の知るところだ。
なぜ、トランプアメリカ大統領が、ゴルフをするのか。
そして、安倍晋三が、あれほどまでに商人ドナルド・トランプにすり寄ってゴルフをするのか。
ゴルフはスポーツではなく、重要なビジネスシーンであるからに他ならない。
そう、ビジネスには、対等な立場はない。売り手と買い手の2つの手しかないのだ。
ゴルフは、スポーツというが、純粋なスポーツではない部分がある。
ゴルフ場でプレーするには、会員権が必要で(バブルがはじけて、ゲストで気軽にいけるようになったが・・)、プレーの途中で、飯は食うし、アルコールも摂取できる。
企業では、接待交際費が認められ、勤務時間内に堂々とゴルフができる。
野球やサッカーで接待は普通あり得ない。野球やサッカーで接待となれば、観戦するとなるはず。
スポーツ振興とは、健康に供するものであって、年寄りがよってたかって、ビールを飲みながらやっているゲームが、スポーツか?
そう、あれは、ゲームだ!!!
紳士のスポーツというが、一種のステータスを得たブルジョアかぶれが、ブルジョアに食らいつくためのゲームなのだ。
今の安倍政権に群がる輩は、ブルジョア利権にくらいついている連中だから、林芳正文部科学相の今回の発言が出てくるのだろう。
林芳正文部科学相は7日の参院文教科学、内閣両委員会の連合審査で、国家公務員倫理規程が利害関係者との「遊技またはゴルフ」を禁じていることについて「唯一ゴルフのみが制限を受けていることは、スポーツ振興の観点から検討すべき課題だ」と述べ、ゴルフ解禁に前向きな姿勢を示した。
以上 時事通信 12/7(木) 19:22配信 より転記終わり
とにかく、今の安倍政権は、お友達内閣であり、区別と排除が色濃い政権でしかない。
ここまで酷い政権は、今まで無かったのではないだろうか。
Posted at 2017/12/15 21:42:57 |
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