2018年02月19日
連日の平昌オリンピックの報道ばかりで、国会審議について報道される事が非常に少なくなっている気がする。
オリンピックは、政治利用するものではいはずだが、これほど政治と密接なイベントは他にはないのかもしれない。
安倍晋三も、いろいろ最大限に平昌オリンピックを政治利用している。自分(安倍晋三)にプラスに働くものは貪欲に使い倒せ!!という所か!!
そんな、オリンピック報道で国民の多くは盛り上がっているが、国会では通常国会がおこなわれている。
田中角栄は、
「戦争を知っているやつが世の中の中心である限り、日本は安全だ。戦争を知らないやつが出てきて、日本の中核になったとき、怖いなあ。しかし、勉強してもらえばいいやな。」
と言っていたが、現実安倍晋三は、戦後生まれの戦争を知らない世代だ。
安倍晋三は、戦争について勉強したとは思えない。
田中角栄が恐れていた事が現実に起こっている。
これまでの歴代内閣総理大臣が、「集団的自衛権の行使容認」は違憲だとしてきたのに、突如安倍晋三は、「集団的自衛権の行使容認」は、合憲とこれまでの方向を180度変えてしまった。
なぜ、今まで違憲だった事が、突如合憲になるのか、単なる裸の王様(安倍晋三)が、良いと言えばそれで昨日まで「クロ」だった物が「シロ」になってまかり通る恐ろしさ。
日本国憲法は、時の権力者が、その権力という地位だけで、物事が独断で決められないようにした最高位の絶対の決め事のはずである。
その絶対の決め事を安倍晋三は、「この国の形、理想の姿を示すのは憲法だ」という。
憲法は決して目標ではない。
憲法は法であって、その法を決して犯してはならない。そして、その法は、内閣総理大臣だろうと、国会議員だろうと、最高裁判所の最高判事だろうと、日本国民全てが、遵守しなければならない法である。
安倍晋三は、現行の日本国憲法を、よく間違えている。
内閣総理大臣は、行政府の長であって、立法府の長ではない。なのに、度々安倍晋三(自分)は、立法府の長であると国会の答弁内で述べている。
三権分離は、義務教育で必ず学ぶはずである。
そんな、三権分離すら理解していない発言を繰り返す、内閣総理大臣は、内閣総理大臣としてどうなのだろうか。
安倍晋三は、「憲法とは何なのか」という根底の認識がそもそも間違っているとしか思えない。
そこのところを、安倍晋三の周りにいるブレーンは、誰も意義を唱えないのだろうか。
そして、マスコミを含め国民は、安倍晋三に疑義を唱えないのだろうか。
自由民主党の国会議員そして、自由民主党の党員はこれで良いのか。
このままでは、この国はとんでもない方向へ行ってしまうのではないのか??
安倍晋三は、この1年何をした??
ちょうど1年前に、発覚したいわゆる「森友疑惑」
結局1年経っても、きな臭い煙は、消えるどころか真っ黒な煙がモクモク出続けているままだ。
その煙を紛らわすために、のらりくらりと臨時国会を煙に巻き、「国難だ」といって選挙をし、外交こそ命といって、海外の外交に走り回って国民へ本当の丁寧な説明をしない、いやな問題逃げまわり総理大臣。
2016年12月にプーチンを山口に呼んで、行った日ロ首脳会談は、結局「北方領土問題」の進展どころか、プーチン大統領に良いようにやられて金を差し出して終ってしまっている感じがするが、あれは失敗ではないのか??
そろそろ、冷静に公平に安倍晋三内閣の、点数をちゃんとつけて、総括する時期だと思うのは私だけではないはずだ。
Posted at 2018/02/19 21:22:23 |
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