
2018年4月 新潟県上越市から越後湯沢へ車で移動した。
2000年初頭に上越市に住んでいたので、上越市から六日町を繋ぐ高規格道路の一部を工事していた記憶があり、浦川原の辺りでは盛り土して、数年後には道路が出来そうな雰囲気だった。
あれから15年近く経たが、全区間開通していなくとも、一部区間でも供用して時間短縮できるのだろうと、何も調べずに行ってみると、確かに一部区間は供用していたが、その共用部分へ行く道路標識もなく、供用区間も4.7kmのみだった。
この15年上越魚沼地域振興快速道路の工事はしていたようだが、去年ようやく十日町から六日町へ抜ける八箇峠道路10kmが開通したということを、帰ってきてネットて初めて知った。
この道路全線完成するには、まだまだ相当期間かかるのだろうか。
次々高規格道路を作るのも対費用効果や、国費の有効活用の点や、既存道路の保守の観点からどうかと思うが、これだけの年月を経ても道路が出来ていない現実を目の当たりにすると、この国の道路行政は、これで良いのかと思う。
日本の高速道路行政は当初、高速道路の路線単位で建設コストが回収できたら通行料は無料になるはずだった。
しかし、現実は次々作る高速道路の財源確保のため、料金プール制になってしまって、結局永久に有料道路のままというのが現実だ。
そして、道路公団は分割民営化となって、高速道路はいつの間にか高規格道路という国土交通省管轄のもとで、作られて通行料無料の国道扱いになっている地方末端路線が出てきが、結局建設費は国費なので、税金ジャブジャブ道路ということになるが、何十年経っても未だ全線開通出来ない道路行政は、これで良いのだろうかとも思うのだった。
Posted at 2018/05/15 19:02:26 |
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