2019年02月27日
立山黒部世界ブランド化 と称して、訪日外国人観光客 を取り込もうとしているが、 世界ブランド って、何なの?
世界の訪日観光客が、 立山黒部アルペンルートに行きたい。
訪日目的が、立山黒部アルペンルート!
と、なる事を 世界ブランド化 と言うのだろう。
高級宿泊ホテル を 作ったり、冬期営業をして通年営業化する事が 世界ブランド なのだろうか。
石井富山県知事 は、スイス ツェルマットを視察しているが、スイスはスイスであって、立山黒部は、世界に唯一無二の場所だ。
その唯一無二の自然 が売りであり、その魅力を求めて、世界から、立山黒部の地に足を運ぶのではないのだろうか。
例えば、ヒマラヤトレッキングならば、ルクラの空港から、エベレスト街道を歩き、ネパールの開発されていない村々をめぐるながら、エベレストの見られる場所へ行くのが良いのであって、エベレスト街道に、帝国ホテルがあって、ケーブルカーやロープウエーを乗り継いでエベレストのベースキャンプへ簡単にいけたなら、それはもはや、エベレスト街道トレッキングではない。
立山黒部 は、立山信仰と、世界有数の豪雪の厳しさが作り出す自然が最大の売りなのに、その自然と歴史を隠して、金を得る為の道具としようとするのは、間違った方向性なのではないだろうか。
立山黒部 を 真の 世界ブランド にするには、自然をもっと大事にして、唯一無二の自然を守り、その自然の中にある日本人の営みを垣間見せるのが必要だと思う。
世界ブランド イコール 通年営業の、利益確保ではないはずだ。
Posted at 2019/02/27 20:49:05 |
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