2019年03月05日
政治団体 大阪維新の会
橋下徹 さんが、大阪府と大阪市の二重行政の無駄をついて、行政の維新改革の旗を降ったのが、丁度自由民主党の政治力が弱まっていた2008年頃と記憶する。
その頃なぜ、自由民主党が衰退したのか。
景気対策と言えば、公共事業のバラマキ政策の繰り返しばかりで、根本的な公共事業の無駄を垂れ流しにしている所にメスを入れる事がなかったからだ。
大阪維新 橋下徹さんは、その公共事業の無駄にメスを入れる いわば、ブラックジャック のような存在だった。
しかし、そんな 大阪維新の会 は、大阪都構想で、壁にぶち当たる。
大阪都という、大きな権力構造を作ろうというのだ。
大阪に、カジノを作る足掛かりとして、万国博覧会を誘致し、大阪維新のやっている事は、自由民主党の土建屋バラマキ行政と同じになった。
大阪維新 は、自由民主党 ミニ に半分なりかけている。
これでは、アンチ自由民主党の大阪府民から賛同は得られない。
大阪維新 の 旗は、強風にさらされて、だいぶん破けてきた感じだ。
大阪都構想は、二重行政を取り払い、大阪を一元管理しようとする狙いは、わからないでもないが、一方で東京都と同じ、巨大な権力構造の誕生による、利権の集中と、小回りが効かない行政の誕生という側面を持っている。
しかも、今回の、権力を行使するために、大阪都知事、大阪市長選挙を強引に行なおうとする行動に、明日はあまりないだろう。
残念ですが、松井知事の政治手法では、維新 敗れたり となる。
大阪維新の会 は 賞味期限切れになっているのかもしれない。
維新の 当初の 志しには共感できるものがあっただけに、維新が今の結果になっているのは残念です。
追 記 20190308
松井大阪府知事と吉村大阪市長は、共に辞職願を提出した。
前回の橋下徹さんと、松井一郎さんのたすき掛け選挙は、何とか大阪府民から支持を得ることが出来たが、二度も同じ手が通用するのか。
自由民主党と、公明党が反撃に出てくるだろう。
Posted at 2019/03/05 06:45:02 |
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