2021年08月27日
中央省庁の共通システム を 年間100億も使って作ったらしいが、早くも打ち切り
そして、デジタル庁で新たに1からシステム化するらしい。
大体、コンピューターシステムなんて、大がかりなシステムほど、設計者の思惑と、現場の実務との解離が大きく、あっちでも、こっちでも、汎用的に使える仕様のシステムほど、どっち付かずの中途半端になって、役立たずになる傾向が強いものだ。
デジタル庁なんて、作ったは良いが、成果はそれほど出ないのではと、個人的には思う。
システムなんて、単純、簡単な物のほうが使いやすいと思うが、どうなるのか。
中央省庁の共通システム打ち切り 利用低迷、年間100億の事業 8/27(金) 21:35 Yahoo!ニュース
政府が中央省庁の情報システムを統合するため昨年10月に開始した「共通プラットフォーム」の運用を打ち切ることが27日、総務省などへの取材で分かった。約720件ある政府情報システムのうち利用は約40件と低迷。総務省が今年6月、各省庁に来年度以降の受け入れ中止を通知した。年間予算約100億円を見込んだ事業は開始から1年持たずに頓挫した。
現在の「第2期」共通プラットフォームは、今年9月に発足するデジタル庁の新しいシステムには引き継がず、数年の移行期間を経て廃止される。政府共通システムはデジタル庁で一から作り直すことになる。
デジタル庁、5千億円を初要求 98%がシステム整備・運用経費 2021/8/24 21:45 (JST)
トピック 政治 デジタル庁、5千億円を初要求 98%がシステム整備・運用経費 2021/8/24 21:45 (JST) ©一般社団法人共同通信社 デジタル庁が入る民間ビル=7月、東京都千代田区 デジタル庁としては初となる2022年度予算の概算要求案が24日、分かった。総額は5426億円で、このうち98%に当たる5303億円が情報システムの整備・運用経費となった。システム整備の司令塔として、デジタル庁だけでなく、各省庁分の経費も一括して要求したのが要因。 これまでは省庁ごとにシステム経費を要求していた。9月1日に発足するデジタル庁は、予算編成に深く関与し、無駄の排除や、使い勝手が悪いとされる政府情報システムの刷新につなげたい意向だ。 デジタル社会の基盤と位置付けるマイナンバー制度の推進費は10億円で、マイナンバーカードの用途拡大などに取り組む。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/a_01-03.html
政府共通的な情報システムの整備 府省共通の業務・システム最適化の取組 行政管理局では、各府省が共通して利用する情報システムや、政府の情報システム基盤の整備・運用を行っています。 〈政府共通プラットフォーム/政府共通ネットワーク〉 政府共通プラットフォーム(PF)は、平成25年3月から、府省共通システムや中小規模の情報システムを中心に、各府省が整備・運用するシステムの稼働に必要なITリソースを共通化して提供しています。令和2年10月からは、クラウドサービスを活用した「第二期政府共通プラットフォーム」の運用を開始しています。 政府共通ネットワークは、全府省、国会、裁判所等を接続する政府内部の専用通信ネットワークです。利用機関間のメール送受信や府省共通システムの利用等は当ネットワークを介して行われており、総合行政ネットワーク(LGWAN)を通じて地方公共団体とも接続しています。
Posted at 2021/08/28 20:04:04 |
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