2023年12月05日
岩手県奥州市 黒石寺 「蘇民祭(そみんさい)」が 来年で終了 するという。
祭りを続けるのは大変だ。
大勢のひとが集まり、準備して、時間と手間がかかる。
しかも、宗教的な行事で、しかも 裸で夜中に執り行われる。
古来なら 、地域の一大行事として、他に娯楽も乏しく、地域住民総出でやってこれたのだろが、いまのご時世、よくここまで続けて来られたとも思う。
黒石寺 は 奥州市 旧 水沢市 の 東 北上丘陵 に 位置していた。
以前 仕事で よく 黒石寺 の前を通った記憶があるが その ひっそり佇む寺で 真冬に そんな 祭り が行われていたのを知ったのは 岩手の地を離れてからだった。
1000年続く「蘇民祭」、来年で最後に…JR東日本がポスター掲示断ったことも 12/5(火) 13:13
岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)は5日、伝統行事「蘇民祭(そみんさい)」を来年2月17日の開催を最後に終了すると発表した。関係者の高齢化や担い手不足が主な要因という。
蘇民祭は、五穀豊穣(ほうじょう)や疫病退散などを願い、下帯姿の男衆が蘇民袋の争奪戦を繰り広げる祭りで、1000年以上の歴史があるとされる。
新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年は護摩祈祷(きとう)のみが行われ、今年は規模を縮小して開催し、3年ぶりに男衆による「裸参り」が行われた。
最後の開催となる来年は、護符が入った麻袋を奪い合う「蘇民袋争奪戦」を4年ぶりに復活させるという。
藤波大吾住職(41)は「近年は県内外から多くの方が来てくれた。皆様の期待を裏切る形になってしまうが、祭りの維持が困難な状況になり、中止という決断に至った。
支えてくれた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。
同祭のポスターを巡っては2008年、上半身裸の男性がアップで写真に使われていることから「不快感を与えかねない」としてJR東日本が掲示を断り、全国的に話題になった。
Posted at 2023/12/06 14:10:47 |
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