
キヤノンのフラッグシップ一眼レフカメラ EOS-1Dの2012年ロンドン五輪モデルが発表になった。
これまで、高速連続撮影仕様のAPS-Hの
EOS-1Dシリーズと、135フルサイズの
EOS-1Dsシリーズの2本立てだったが、今回1本化され、135フルサイズで高速連続撮影仕様の、
EOS-1DXとなった。
しかも画像処理エンジンDIGIC5+となり、DIGIC2機搭載したデュアル構成でパワフルに画像処理を行う。
撮像素子の画素数が、EOS-1DsⅢの、2,110万画素から、1,810万画素へ画素数が減ったが、連写性能は約12コマ/秒と、なり、ISO感度も、通常域で51,200となり拡張域では204,800まで可能という。
この仕様は、報道などのプロカメラマンの要求を反映した結果の内容なのだろう。キヤノンとしは、高画素化より、ISO感度やラチチュード(ダイナミックレンジ)の拡大をさせているのではないかと考えられる。
また、高画素化してゆくとレンズ性能がさらにシビアになってゆき、トータルバランスとして今回は1,810万画素となったと推測される。
来年以降出てくるであろう、下位機種のEOSシリーズのモデルチェンジもこのEOS-1DXに準じた路線で出てくるのだろうか。
高画素化へ突き進むソニーや、
ミラーレス一眼レフカメラへ手を伸ばしたニコンを見ながらも、しっかり王道を突き進んでいるキヤノン。各メーカーの方向性が少しはっきり分かれてきた感じがする。
Posted at 2011/10/19 06:34:15 |
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