
火野正平の「にっぽん縦断こころ旅」も、とうの昔に岩手県の放送があった。
土日の11時から1時間まとめて放送となった今年。そんな時間にテレビの前で正座している余裕は私にはない。
ハードティスクに保存はしたが、2時間テレビの前で正座するのも大変だ。
そんなわけでとにかく、私のふるさと岩手県。
旧宮守村のJR釜石線の宮守川橋梁 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を連想させる美しい橋梁である。
岩手に住んでここへ始めていった時、良いところだと思った。
また、遠野盆地は、民話の里にふさわしい空気を持つ場所だった。始めて遠野へ行った時に目にした、美しい盆地の風景は今でも忘れられない。
花巻市の中心商店街にある「マルカンデパート」。一度も入ったことはなかったのだが、ここの6階に展望食堂があったとはこの番組で始めて知った。一度行っておけば良かったといまさら後悔しても、もう遅い。
花巻では、宮澤賢治も食べに行っていたという、「
やぶ屋」へはよくいった。
盛岡駅は、住んでいたアパートから徒歩10分。風向きによっては、朝新幹線の校内放送が、アパートにいても聞こえていた。
会社へ通勤路が盛岡駅構内を横断するのが一番近かったので、毎日盛岡駅を通っていった。
そして北上川を渡るのだが、それが開運橋である。
この橋から、天気が良ければ岩手山が見られる。ここから見られる岩手山も印象に残る風景の一つだ。
盛岡市を一望できる岩山。
盛岡に6年住んだが、一度も行ったことがなかった岩山。なぜ行かなかったのか、今となっては非常に悔やんでいる。
住んでいたアパートのそばに建った「マリオス」も一度も入ったことがない。マリオスの最上階の展望室からも岩手山や盛岡の街を一望できるらしいが、残念である。
盛岡駅からバスに乗り、国道106号を東へ向かう火野正平さん。
この盛岡、宮古間をはしる県北バスの「106急行」このバスとっても早い。特に冬の圧雪路でも、かっ飛ばしていく。
そんなバスが区界へ向かって進んで行く風景。
そして、火野正平さん。岩泉町の龍泉洞へ行く。
龍泉洞へは二度行った。凄く綺麗な水が流れていてそして鍾乳洞内部は広く見る価値はあるのだが、観光地の整備が行き届いて、自然を感じる視点で見るとあまり感動はなかった。
それより、盛岡から岩泉町へ行くには旧玉山村藪川を通る道を行くのだが、少し感動ものである。
藪川といえば、本州で最も気温が低くなる場所として有名で、真冬になると氷点下20℃以下になるのである。本州の最果ての地の一つとも言える。
そして岩手といえば蕎麦である。信州の更科、新潟のへぎそば、山形の板そば。各地にいろいろ美味しい蕎麦があるが、遠野や花巻、一関、玉山など岩手の蕎麦は素朴だが美味しいのである。
盛岡には、そのほかにも冷麺、じゃじゃ麺と美味しい麺があり、こう書いているだけで食べたくなってくる。もう一度岩手の味を食べてみたい物だ。
三陸地方へ行けばアワビやウニなどの美味しい海産物が新鮮で手に入る。凄く美味しいのだ。
そんな三陸地方は、津波で甚大な被害を受け、今も大変な生活をされていると察するが、また、美味しい海の幸が食べたいものだ。
以上 テレビを見ながらわたしのこころ旅
Posted at 2012/06/29 06:48:50 |
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