デジタルカメラが普及して10数年。
いまや片手に持つカメラの殆どは、デジタルカメラになった。
では10年前はどうだったのだろうか。2002年コンパクトデジタルカメラがようやく広まって来た時期である。
画素数も300万画素から、500万画素へ達する程度で、携帯電話のカメラ機能は、100画像未満の頼りな物であった。
この年年間のカメラ出荷台数で、デジタルカメラがフィルムカメラを抜いた時期である。
しかし、観光地で多くの人々が手にしているカメラはフィルムカメラで、ファインダーを覗いて撮影するスタイルがほとんどで、今のように腕を伸ばしてシャッターを押す格好をしている人はまだ少なかった。
観光地でシャッターを押して欲しいと、頼んでくる人の手にしているカメラの多くは、フィルムカメラで、その中にはもちろんレンズ付きフィルムも当然あった。
デジタルカメラは目立っていて、どこのメーカーなのかカメラ形状から大体判る程であった。
当時のSONYのデジタルカメラなどは丸っこい形で個性的。
しかも記録媒体がメモリースティックなので、他社製のデジタルカメラはもちろん、パソコンとの互換性も大変であった。
Posted at 2012/10/19 06:31:53 |
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