山へ行ったりしているうちに、ひと言書きとめておくニュースの話題がたくさん。
1.踏切で倒れている人を助けようと・・・
2013年10月1日に、横浜市緑区中山町のJR横浜線で1日昼前に起きた踏切事故。
踏切に倒れていた人を助けようとして、助けに行った方が亡くなるという、悲しい出来事。
世の中、多くのマスコミや政府などが美談として報じているが、果たしてこの一連の行動が美談として済ませてよい問題なのだろうか。
命を賭して、助けにいった方とその家族の方には申し訳ないが、助けに行って、死んでは意味が無い。
救護者と、要救助者共に、命があっての救助活動であろう。
ニュースのインタビューで、私だったら勇気ある行動がとれたかどうか?と、インタビューを受けている人それぞれが、自分に当てはめて、答えていたが、安全に助けられない状況なら、救助活動するべきではないと、俺は考える。
しかも、安倍晋三首相は「勇気をたたえる」として書状を贈ることを決めたという。
人を助けるという心は買うが、総理大臣が、勇気をたたえるのは??
こんなの勇気ではなく、半分無謀だった訳で・・・
無謀的な行動を推奨するのではなく、踏切事故が起きたら、まず踏切に設置してある「非常ボタンを押す」という行動を徹底させるべき。
そして、さらには列車に対して非常事態を知らせる行動をとるように、啓蒙するべきだろう。
最後に、今回の踏切事故で亡くなった方、そしてご家族の方々には、哀悼を申し上げます。
2.JR北海道の現実
先月、
厳しい北の大地の鉄道会社として書いたが、事態はもっと深刻で、安全基準の取り間違えがあったり、社内の安全体制そのもが十分確立されず、現場任せだったりと、旧国鉄の地域管理局の体制そのまま、25年の時を経てしまったように思われる。
結局、民営化したが、金の流れも組織の体質も、実質国鉄そのままだったと言われてもしょうがない事態だ。
北海道の体質として、鉄道だけではない。金融や、農林水産業、建設業など、結局何もかも、国営的体質が続いているのだろう。
北海道開発局に代表される、蝦夷地の国営事業。
結局北海道は、県でも、府でもない、そして道州制に移行しても、何処まで行っても
道なのだろうか??
3.東京電力の原子力事故の現状
福島第一原子力発電所の、汚染水の問題。
もう、手がつけられないというか、目の前に起きた事象を必死に処理するのが精一杯と私の目には映る。
広報担当のあの人は、連日頭を下げるだけで、現場で働く人は、ブラック企業から派遣された、日当すら吸い取られた、人々が、上から言われたことを、
×××で処理しているという、悲惨な雇用形態で、良い仕事が出来るはずがない。
辛く悲惨な現場だからこそ、優秀な人間が前面で働くべきだろうと思うが、素人が、素人仕事で処理して、良い仕事になるわけが無く・・・・
小泉純一郎元総理大臣が、原発再稼働反対発言をしたが、汚染水ひとつ漏れ漏れが続いている状況を見ても、はたしてこの国の人間でしっかり放射性物質をコントロールし続けることが果たしてできるのか??
4.アメリカの経済破綻と日本の消費税
アメリカ議会が予算で紛糾し、オバマ大統領が外遊を取りやめて、事態の収拾に全力でとりかかっている。
日本の政治家トップは、経済成長を促して、消費税を増税して、景気回復と税収の増加を目論んでいるが、そう絵に描いたように、事が進むのだろうか。
というより、ここ20年絵に描いた事が、現実に進んだ、ためしがない。
もう、経済成長による増収と借金の軽減などという、毎度おなじみの絵は横に置いたらどうだろうか。
Posted at 2013/10/05 17:53:56 |
トラックバック(0) |
JOURNAL | ニュース