2012年のゴールデンウィークだっただろうか、白馬岳へ続く稜線で、複数の登山者が亡くなった時に、何かブログに書いた。今年のゴールデンウィークも、立山で、スキーヤーが滑落し、富士ノ折立でも滑落しいた。
北ノ俣岳では、スキーヤー一行(3名)が、道に迷いビバークし、寺地山へ登った登山者は、天候不良でビバークしたらしい。
奥穂高岳や大山、そして富士山でもいろいろ遭難やら滑落など、多発した。
残念だが、ゴールデンウィークというまとまった休みというカレンダー上のスケジュールが優先されて、山へ行くために、天候(気象)の変化状況には配慮がない。
岳沢小屋のブログにも、いろいろ遭難に対して述べてある。
天候不良による視界不良時に自分の位置の把握が出来ない、読図能力不足。
そして、冬山に対処出来るスキルがないのに、近代装備を揃えただけで、5月という下界の気候とカレンダーで3000m級の冬山へ行ってしまう(行けてしまう)各種装備の高機能、高性能化。
そこら辺がミックスされているのだろう。
山道具を売る業界では、やれ山ガールだ!、冬山デビューだ!!とテレビの登山番組のスポンサーになって、販路拡大をしているが、現実には、そんな、○○スポーツや、△△山荘、さらには、山の老舗月刊誌「岳人」までも手に入れた□□ベルに客が訪れて、売上が伸びれば伸びるほど、ゴールデンウィークの山岳事故は確実に増えるのだろう。
とにかく、山へ行くなら、紙の地図(地形図)の判読と、天気の知識は身につけて欲しいものである。
こんな事を書いている私自身は、結局ゴールデンウィークに里山にすら行けず、終わってしまったのであった。
Posted at 2014/05/07 06:43:57 |
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