航空会社「
ピーチアビエーション」の、那覇空港における低空飛行事故。
重大な事故になりかねない事態であった。
ピーチアビエーションの機長不足によって、大規模な運休便の発表があったばかりで、どう見ても素人目には、パイロットの頭数と、質に問題があるのではないかと思わざるを得ない。
航空運賃を引き下げるために、人件費を抑制し、機体の効率を良くするために、タイトなフライトスケジュールになって、労力条件は悪くなり、結局パイロットの確保もままならず。
負のスパイラルになってるのではと思わざるを得ない。
消費者にとって低価格は魅力的ではあるが、安かろう、悪かろうで、命に関わる事態になっては意味がない。
今一番大変なのが、もしかするとバス業界なのではないだろうか。
2年前に起こった、深夜ツアーバスの事故を受けて、長距離バスの運転手の2名乗務化による、運転手不足と、運転手不足を補う為に、運転手の連続勤務による、安全性の低下。
今年3月に北陸自動車道で起こった、深夜バスのサービスエリアで起こった事故は、運転手の2名乗務をしても、安全の確保に寄与できなかった。
さらに今月名神高速で、空車のバスが、居眠り運転で中央分離帯を越えて反対車線を逆送し、複数の車に追突した事故を起こしている。
先日、ある高校の遠足に、ある旅行代理店が観光バスの手配をしわすれて、旅行代理店の担当者が、遠足前日に何やら変な手紙を出して、刑事事件にまでなりそうだが、客先と何度も打ち合わせをして、保険やら駐車場の手配やらいろいろあるはずで、旅行曰の前日まで観光バスの手配がなされていなかったとは思えない。
推測だが、いろいろ手を尽くしたが、観光バスの手配が無理だったのか、バス会社の都合で途中で、キャンセルとなったのか。
とにかく、観光バスが不足しているのではないだろか。
最後に、韓国のフェリーの事故であるが、時間が過ぎて事故の全体像が明らかになるにつれて、事故原因と、初動救助体制の不備が、明らかになってきた。
迅速、適切に避難出来ていれば多くの乗客が助かったであろう。
それだけの時間と救命ボートが備わっていただけに、多くの犠牲者が今なお行方不明である事は、残念でならない。
Posted at 2014/05/01 06:28:19 |
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