2016年の秋の天気は、良くなかった。
例年9月の中旬あたりから、移動性高気圧が居座って、数日の秋晴れがやってきて、秋の登山
”bigday”が有るはずなのに、今年はそれが無かった。
シルバーウィークの頃も全く天気が悪い。
せめて、台風一過があるはずなのに、台風が過ぎ去ると、やってくるのは、雨雲と気圧の谷。
すっきりした秋晴れは、皆無に等しい。
山に行けそうな1日中晴れは、1日しかない感じであった。
そんな、今年の秋の山。
北アルプスの紅葉も、綺麗とはほど遠い。
広葉樹の葉が、紅葉したという感じではなく、単に汚く枯れた感じの葉っぱばかり・・・
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
10月初旬 木々は鮮やかに紅葉していない。
なんとなく、赤っぽかったり、している部分があるが、色が少ない。
黄色が殆ど無い。
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
草紅葉はしていた。(下界の平野が写るようにコントラストを上げたために、草紅葉の色が濃くなっています。)
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
ナナカマドの葉は、綺麗な赤ではなかった。
穂高連峰の人気の紅葉スポット、涸沢へ行きたいと思って、10月になって、
涸沢ヒュッテの紅葉情報を見てみたら、9月27日の記事に、
ピークです。 と書いてあった。
行こうと思った時点で、今年の紅葉のピークはすでに終わっていた。 Orz...
涸沢へ行くことは諦めたが、上高地へ散歩へ・・・
田代池付近から NEX-6 : NEW FD 28mm
田代池付近から EOS60D : EF-S 17-55mm
明神池付近の梓川から NEX-6 : NEW FD 28mm
明神池付近の梓川から EOS60D : EF-S 17-55mm
APS-Cのデジタルカメラでの 28mm(換算42mm)では、やはりもう少し広角側が欲しい。
レンズそのものは、絞りをF8に絞ってあるので、解像感は結構ある。
(ブログ用にデータ縮小して、圧縮をかけて、さらに画像編集してあるので原データからかけ離れている。)
単焦点レンズは、魅力であるが、単焦点。
そう、絶対ズームしない。
お散歩ならば、レンズ交換する時間もあるのだろうが、登山で限られた時間と、荷物で撮影するならば、やはりズームレンズが絶対使いやすい。
使いやすそうなスペックのズームレンズがあるのだが、値段が・・・ 諭吉さん8人ほど必要。
これは、もはやレンズ沼である。
レンズ沼に諭吉さんを大量投入するか否か。
毎日自問自答・・・
そうこうしていたら、今週末は高気圧に覆われた、絶好の登山日和になった。
レンズ沼は、置いておいて、山へ行く。
NEX-6 : SIGMA 19mm f2.8 DN
少し黄色く紅葉してきている。
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
遠くに、金沢平野(河北潟)と能登へ繋がる山々。
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
山頂から金沢の眺望があるだろうと思って行ったが、山頂にも木々と笹が茂っていて、大展望とはならず。
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
北アルプスは一望できた。
NEX-6 : TAMRON 28-70mm f3.5-4.5
小矢部川の源流域の紅葉。一番綺麗だったカット。
鮮やかな紅葉には、やはり今イチ。
山へ行って、結局思うのは、レンズが欲しい。
登山中に、レンズ交換するのは面倒であるし、レンズ交換中に撮像素子面にゴミが付着する。
最大の悩みは撮像素子面のゴミ。今回も途中でゴミが付着してしまったらしい。
そこで、レンズ交換せずに撮影できるような、常用ズームレンズが欲しくなる。
ソニー Vario-Tessar T* E16-70mm F4 ZA OSSだ。
フルサイズ換算 105mm のレンズ画角は、山で使う望遠域としてちょうど良い。
タムロン 18-200mm F3.5-6.3 Di III VCの高倍率ズームも魅力だが、画質面を考えると、E16-70mm F4だろう。
値段を抑えて、タムロン 18-200mmにするか、画質優先で、E16-70mm F4にするか、悩むところだ。
Posted at 2016/10/16 17:26:26 |
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