
※ 写真はイメージ
2018年2月7日(水曜日)NHK BSプレミアムで放送された
「白川義員“天地創造”を撮る」
そこで映し出された、白川義員さんの撮影作品。
撮影に同行したNHKの動画カメラ映像と、白川義員さんが作品として撮影した画像の色合いの差が激しい。
白川義員さんは、デジタルの中判カメラを使用して撮影していたように見られたが、その画像の彩度、色合、レベル、コントラストが、相当いじって色を出しているようにしか見られない”絵”ばかり。
フィルムカメラ時代ならば、フィルターを駆使して色を作っていたのだろうが、デジタル化の現代においては、誰もが簡単に”色”を出し”絵”を作り出せる。
そんな、ゴリゴリ色を出した写真作品が、写真の作品と言えるのだろうか。
ゴリゴリ現像写真作品に、価値があるのならば私も出来る。
写真とは、あんな物なのか。
確かにあの風景は、その場所へ行かなければ見られない。
その風景の色、光の陰もその太陽との位置関係でなければ見られない。
しかしだ、大地の織りなす色合い、太陽光が織りなす色合いは、肉眼で見た色合いそのものなのか。?
フィルターを思いっきりかけまくって、色を選別して強調して、あぶり出した果ての色合いの景色になっている。
それが写真撮影した作品と言えるのだろうか。
そう思いながら番組を見た。
追記
2019年4月3日 NHKプレミアム BS3 で再放送されていたが、このblogの記事にもアクセスされた方々がいたようだ。
最近過去に自分で撮影してあった写真画像、データの類いを、彩度やコントラストなど再処理して、白川義員さんの作品のようなテイストに近付けてみた。
バキバキの絵になった。
これはこれで有りなのだろう。
これなら、私でも風景写真家になれそうだ。
なんちゃって!!
Posted at 2018/02/21 22:15:39 |
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