設置しておよそ10年を経た自宅の電気温水器。
先週頃からお湯の減りが大きい。温水器のリモコンの表示が、寝る前には、残り1メモリにまで落ちる。以前も同じような状態になり、電気屋さんに修理を依頼したら、逃し弁が寿命で、逃し弁の交換となった。
今回も同様に逃し弁が寿命なのだろうと、逃し弁を触ると、逃し弁および逃し弁から廃湯する為のパイプが暖かい。
逃し弁からお湯が逃げている証拠だ。
なので、逃し弁の交換をする事にした。
ネットで、逃し弁を調べると、電気屋に、何度も逃し弁を交換してもらうが、お湯の漏れがなかなか直らないという、相談記事を偶然発見。
その相談の回答に、逃し弁の交換だけではだめで、減圧弁も同時交換しないと直らないことがあると書いてあった。
我が家の電気温水器も設置からもうすぐ10年。
逃し弁の交換だけでは、またすぐお湯漏れが起こる可能性があるだろう。
ならば、この際、減圧弁・逃し弁の両方を交換することに。
今付いている減圧弁・逃し弁と同じ型番の品が、7,000円程で売っていたのでそれを購入して作業をする。
まずは作業がたいへんそうな減圧弁から
取り外す前の現状を記録しておく
この通りに取り付けられればOKなのだが・・・
なかなか、パイプが外れない。
どうして回らないのか。
やけくそで回す。
しかし上下の本管は壊してはならない。壊すと大事になる。
壊すと素人では手がつけられなくなる恐れが出てくる。
格闘すること、約1時間。なんとか外すことが出来た。
今回の作業の核心部はこの減圧弁部分の取り外し作業だった。
取り外した減圧弁とそれを繋いでいるつなぎ管の内部を見ると、内部が水垢と錆で狭くなっている。
これでは十分な機能を発揮できるはずが無い。
減圧弁の交換作業は行って正解だった。
たぶんこの減圧弁周りの劣化が今回の主原因だろう。
減圧弁を繋いでいる管も急遽購入して、交換できる部分は全て交換し、入念にシールして組み立てた。
組み立ては、30分程で終了。
水道栓を開けて水漏れが無いか確認し減圧弁周りの作業終了。
続いて逃し弁
これは、比較的簡単なので、作業については省略
取り替えて、水道栓を開け、お湯の蛇口をひねって、お湯漏れしないか確認して全体の作業は終了。
今回取り替えた減圧弁・逃し弁。
部材本体と、管など併せておよそ実材料費12,000円程
たぶん、電気屋に頼むと、2万円ほど、いや3万円はかかるだろうか。
ただし、個人で作業すると、メーカー保証が受けられなくなる可能性があるので自己責任で・・・
昔から電機温水器を使用してきたが、今使用している電機温水器に交換した頃、電力会社は、オール電化を大々的に売り出していた。原子力発電所の比率を上げる経済産業省と電気事業連合会の国策が華々しい時だった。
電気温水器を発展させて、電気料金がお得なのか気が付けば電力会社が儲かるのかよく分からないエコキュートとエルフナイト契約の営業が凄かったが、今となってふりかえれば、電気温水器の深夜電力のままでよかったといえるのだろう。
福島の原子力発電所事故以来、エルフナイト、深夜電力の旨味は確実に減った。
原子力発電所あっての深夜電力。
テプコちゃんが言っていた "電気は大切にネ!"
東京電力のテプコちゃん は、元気かなぁ
と、ふと思うのだった。
Posted at 2018/04/10 19:19:46 |
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