北アルプス 立山 の 利権 20190103 の続きです。
富山県は、
「立山黒部世界ブランド化」 と称して称名滝が見られる称名滝のそばに ロープウエー を建設する案を模索していたが、富山県知事は、この称名滝付近のロープウエー構想について、地元や環境省との調整を踏まえ、事実上、凍結する方針を示した。
いろいろ過去の新聞データを調べると、
称名滝にロープウエー 44年秋までに 立山・能登観光会社が発表 北日本新聞、朝刊 1967/10/01 P12
称名滝ロープウエー計画もめる 自然保護協会 景観さまたげる 立山能登観光会社 観光開発に欠かせぬ 県当局の調整に注目 北日本新聞、朝刊 1967/11/03 P3
測量調査始まる 立山能登観光 称名滝ロープウエー 北日本新聞、朝刊 1968/06/06 P5
称名滝の大観台に園地と駐車場を整備 自然公園審計画部会が答申 北日本新聞、朝刊 1968/10/15
称名滝へ通ずる有料道路 改良計画お流れに 富山新聞、朝刊 1970/04/18 P3
桂台-称名滝 早期拡幅働きかけ 立山観光道路整備同盟の事業計画 富山新聞、朝刊 1970/07/14 P3
称名滝にロープウェイ 富山新聞、朝刊 1978/06/18 P3
称名滝周辺の開発検討 県と立山山ろくレクリ会社 富山新聞、朝刊 1980/07/13 P3
1960年代終わり頃にも称名滝にロープウエー建設構想があったらしい。
しかも、現地測量も実施していたらしい。
その後、立山能登観光という組織は解散して終わったようだが、今回のロープウエー構想は、前回の再燃だったのか。
称名滝は、朝から午前中は逆光になり、更に大気が暖まると雲が出来て全貌が見られなくなったりする。
ロープウエーが出来たからといって、いつも綺麗に称名滝が観られる保証はない。
称名滝を堪能するには、とにかく天候と訪れる時間が重要だ。
その上で、称名滝を堪能するには、八郎坂という登山道を登る事をお薦めする。登山道の途中で観られる称名滝は迫力満点。
そこには、八郎坂を歩いた人だけが知ることが出来る 称名滝がある。
Posted at 2019/02/25 18:50:26 |
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