北アルプス 立山 の 利権 20190103 から早くも1年が過ぎた。
関西電力 黒部ルート の一般解放は実施される事になり、立山駅から美女平駅を結ぶケーブルカーは、ロープウェイに置き換わる方向で話は進んでいる。
自然を開発するのは、我々人間は便利になるが、壊した自然は二度と元には戻らない。
植生は壊され、地中にコンクリートの基礎がぶちこまれる。
雄大な自然の景色を見に山へ行くのに、回りは人工物だらけ。
今のままで十分便利だと思うのだが、人間の経済活動の欲望は、とどまることを知らないようだ。
そんな立山黒部アルペンルートだが、2020年度から、立山駅から室堂までの、往復券の割引が廃止される事になった。
立山高原バスの車両更新や、今後予定されるロープウェイの設置工事などの予算的な物もあるのだろう。
利益もあまり出ていないだろうとも、推測される。
新運賃 ¥4,940.-
旧運賃 ¥4,310.-
差額 ¥630.-
往復割引を廃止する形となったが、多くの観光客は往復券を買う。
実質値上げだ。
数年前まで、10kgを超える荷物は、手荷物料として別途300円ほど払っていたので、荷物があろうが無かろうが、強制的に手荷物料を徴収される感じか?
結局、立山黒部アルペンルートの「世界ブランド化」は進むような、当初のバルーンからは現実路線に少し小さくなってくるのか?
関連リンク
北アルプス 立山 の 利権 2 20190719
Posted at 2020/01/02 16:55:35 |
JOURNAL | 日記