ゴシップ 云々とか、すきではないのだが、日本国民の一人でありながら、特別な位置にあるのが、皇室の方々。
天皇陛下を頂点とする、皇族の方々には、今の日本国憲法上、戸籍もなければ、苗字もない。
皇室典範という、特別な決まりによって、特別なせいかつを送り、国事行為を行っておられる、特別な存在。
そもそも、戸籍もないし、選挙権も実質ない皇室典範によって別途がんじがらめの方々は、日本国民といえるのか?
やはり、婚姻に関しても、一般国民と同じとはちょっといかない気がするが。
宮内庁という国の組織があり、国費で生活している、半分私人が無いような立場であり、皇位継承順位がある、男系男子は、それこそ、教育から、結婚に至るまで、がんじがらめの人生といえるであろう。
職業選択の自由は一切なく、皇室、皇族としてのお勤めあるのみ。
現実的には、がんじがらめという生活でもないのだろうが、特殊な環境な事にはかわりない。
そんな皇室のお嬢様。
将来、天皇陛下の御姉様になるであろうお方の、御婚礼。
御相手とされる方の、御本人様と、お家のいろいろな話が、飛び交っているが、とにかく、天皇陛下になるであろう、弟様と、皇族の一員でうるという、生まれもった星をおもいつつ、幸せな人生を歩んで頂きたいと、国民の一人として思う。
しかし、皇室という箱の中で育つたお嬢様に、◯◯の王子 は、輝く存在に見えたのか?
世界に星の数ほど、男はいるのに、よりによって・・・
とも、思ったりするのだが。
女系皇室の方々を今後どうするのか?
このまま皇室典範を何もかえなければ、天皇陛下御一家のみという事態になるのは、時間の問題だ。
愛子様、眞子様、佳子様、日本国として、皇族のこれからのありかたを、真剣にかつ、早急に議論して方向性を決める時。それは今だろう。
それにしても、小室家の方々は、最も特殊で特別な皇室と付き合うだけの、いろいろモロモロの力量というか、なんというか、あるのか?
特に当事者の圭さん。
法律関係を生業として生きていくのなら、なおさら、法律的にではなく、総合的に、いろいろモロモロ勘案して、考えることが出来ないのだろうか。
出来ないから、今の現状があるのだろうが、なんとなく、日本国民の多くが手放しで喜んでいない眞子様の御婚礼への現状をみると、今一度、小室圭さんが、これからの圭さんの人生を考えるべきではないかと感じる。
とにかく一ついえることは、皇室は、純粋な日本国民ではないということだ。
眞子さま 両陛下に直談判!文書公表にあった“捨て身の説得”
11/19(木) 11:08
Yahoo!ニュース
《新型コロナウイルスの影響が続くなかではありますが、11月8日に立皇嗣の礼が終わった今、両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います》
【写真あり】仕事を終え、私服姿の眞子さま
11月13日、眞子さまが結婚への“お気持ち”をつづられた文書が公表された。
秋篠宮家にとっての一大儀式となった「立皇嗣の礼」が8日に執り行われてからわずか5日後のこと。結婚問題については、ずっと眞子さまと対立を続けられてきたという秋篠宮ご夫妻だが、なぜこのような文書の発表をお許しになったのだろうか? 宮内庁関係者はこう語る。
「日本国憲法では『婚姻は、両性の合意のみに基づく』と規定されています。つまり秋篠宮ご夫妻結婚を阻止するには、眞子さまの小室さんへのお気持ちを冷めさせる以外になかったのです。結婚行事延期の2年9カ月を経て、眞子さまがご結婚を望んでいることを再び明確に発表された以上、もう破談にはできません。秋篠宮ご夫妻は“屈服”された形となり、お気持ち発表という勝利宣言にこぎつけた眞子さまのご満悦ぶりも、文面から伝わってきます」
この宮内庁関係者によれば、もっとも注目すべきなのは、最後の謝辞だという。
《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》
たしかに、令和の皇室のトップである天皇陛下と雅子さま、そしていまも大きな影響力を持つ上皇さまと美智子さまが“眞子さまの気持ちを尊重”されている以上、秋篠宮ご夫妻が反対を表明される余地は残されていないといえる。本誌が眞子さまによる“直談判情報”をキャッチし、報じたのは'19年7月のことだった。前出の宮内庁関係者が続ける。
「秋篠宮ご夫妻がヨーロッパを訪問されている最中の7月5日、南米ご訪問が控えていた眞子さまは赤坂御所で、天皇陛下と雅子さまに挨拶されたのです。それまでの皇室行事では、秋篠宮ご夫妻も同席されていましたが、両陛下と眞子さまが3人だけで懇談されるのは初めてのことでした。海外訪問前のご挨拶は通常は数分ほどで終了します。しかし、この日のご懇談は30分ほどと、異例の長さだったのです。眞子さまにとっては千載一遇のチャンスだったと思います。その場で、眞子さまは小室さんとの結婚の意思があることを明かされたそうです。両陛下も困惑されたことでしょう。
しかし秋篠宮家の内親王である眞子さまに結婚への自由意志が認められないとすれば、天皇家の内親王である愛子さまのご結婚は、さらに“不自由”なものになってしまう可能性もあります。愛子さまのお母さまでもある雅子さまは、眞子さまの意思をむげにするにはしのびなかったと思われます。“いつか愛子も好きな人と結ばれてほしい”、そう願われているに違いありませんから……」
■“時計の針”を動かしたのは美智子さまか
宮内庁は公表していないが、眞子さまはこの日、上皇陛下と美智子さまとも面会されている。
「海外ご訪問にあたって、上皇ご夫妻へご報告する決まりはありません。眞子さまから面会のご要請があったのは間違いありません。この7月5日から、お気持ち発表の日まで497日。ひそかに“捨て身”の説得工作を続けてこられたのです」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮ご夫妻と眞子さまの間では膠着状態が続いていたが、変化が見えたのは今年9月だった。眞子さまが勤務先の博物館・インターメディアテクのホームページに9月10日付で投稿されたコラムには、こんな一節があった。
《まるで時計の針が再び動き出したかのような感覚》
その翌日は紀子さまの54歳のお誕生日だったが、ご結婚問題について《長女の気持ちをできる限り尊重したい》とのお言葉を寄せ、人々を驚かせたのだ。
“止まっていた結婚への時計の針”を動かすきっかけを作ったのは、初孫を心配される美智子さまだったという。
「“このまま秋篠宮家のなかで対立が続けば、皇室への敬愛も損なわれるだけではなく、家族もみんな不幸になってしまう……”、美智子さまはかねてからそう心配されていました。そこで紀子さまのお誕生日の前に、秋篠宮家にお電話したと聞いています。“もう強く反対するのはやめて、眞子本人に決断を委ねたらどうでしょうか”、美智子さまはそんな提案をされたそうです」(前出・宮内庁関係者)
説得工作により、雅子さまや美智子さまの“お見守り”を勝ち取られた眞子さま。だが《今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況》と、つづられたように、華燭の典までの道のりが平坦なものではないのは間違いない――。
「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
「親としては尊重。結婚を認める」 秋篠宮さま、眞子さまの思い表明に
11/30(月) 0:00
Yahoo!ニュース 毎日新聞
秋篠宮さまは30日、55歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で宮内記者会との記者会見に臨んだ。長女眞子さま(29)が小室圭さん(29)との結婚に向けた強い思いを表明したことについて「親としては尊重すべきものだと考えている。結婚を認めるということだ」と述べた。「決して多くの人が納得し喜んでくれる状況ではないと思っている」とも話し、2人にさらなる対応を求めた。
【55歳の誕生日を迎える秋篠宮さまとご一家】
秋篠宮さまは会見で、結婚は両性の合意のみに基づくとする憲法24条の規定を引き合いに出した。「本人たちがそういう気持ちであれば尊重すべきものだ」とし、眞子さまと話し合いをしてきたことも明らかにした。
秋篠宮さまはこれまで、小室さんの母親に金銭トラブルがあるとの週刊誌などの報道を念頭に、結婚の前提として小室さん側に「相応の対応」を求めてきた。
これについては「対応を全くしていないかと言えばそんなことはないと思う。やはり、見える形になるのは必要ではないか」と指摘。「結婚する段階になったら、経緯も含めてきちんと話すことは大事だ」との考えを示した。「結婚と婚約は違う」とも述べ、今後の予定も「追って考えていく」とするにとどめた。
眞子さまは今月13日、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」とするお気持ちを宮内庁を通じて公表しており、秋篠宮さまの発言に注目が集まっていた。
秋篠宮さまの会見は、代替わりに伴う国の一連の儀式が終わってから初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で延期された「立皇嗣(りっこうし)の礼」が今月8日に行われたことに「安堵(あんど)している」と振り返った。皇太子や皇太弟という名称ではなく秋篠宮家の当主を維持することには「秋篠宮家に非常に愛着を持っている」と答えた。
新型コロナが社会に与えた深刻な影響にたびたび言及し、医療関係者への感謝を述べた。国民と交流する機会が減る皇室のあり方については「その時々に合わせて何ができるかを常に考えていくことが大事」と語った。【和田武士、稲垣衆史】
独占告白!小室圭さん母の「元婚約者」が400万円金銭トラブルを語った
11/30(月) 6:02
Yahoo!ニュース
943
写真:現代ビジネス
すべてのカギを握っている「元婚約者」の男性が、沈黙を破り、本誌の独占取材に答えた。眞子さまと小室圭さんの「結婚問題」が浮上して、まもなく3年が経つ。いま事態は大きく動き出している。発売中の『週刊現代』がスクープする。
【写真】美しき皇后・雅子さまが「ロイヤルブルー」をまとわれる理由
一切返金は求めない
Photo by gettyimages
「もう私は小室佳代さんから、400万円は返してもらわなくていいのです。先方と交渉を続けるつもりもありませんし、今後、小室家に対して返金を求めることは一切いたしません」
そう語るのは、小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者の男性A氏だ。これまで1年半以上も沈黙を続けてきたA氏が、本誌の独占取材に応じた(以下、「」は断りのない場合はすべてA氏の発言)。
そこで飛び出したのは、秋篠宮眞子さまと小室圭さんの結婚問題のすべての原因となっている「400万円」の返金を、もはや求める気はないという驚きのものだった。
止まっていた時計の針が徐々に動き出している。11月20日、秋篠宮が赤坂東邸で、誕生日を10日後に控えた会見に臨んだ。そこで秋篠宮は、長女の眞子さまと圭さんについて「結婚することを認める」と語ったのだ。
「'18年11月に秋篠宮は、今回と同じ誕生日会見で『多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ、(婚約にあたる)納采の儀は行えない』と発言している。二人の結婚に対して、頑なに反対の立場を貫いてきました。
そんな秋篠宮が、今回初めて結婚を容認する発言をされたことは大きな驚きです。しかし、同時に会見では『結婚と婚約とは違います』と意味深な発言もされています」(宮内庁担当記者)
その真意を汲むのは容易ではない。皇室の「婚約」とは皇室行事である納采の儀を指すが、女性皇族の場合、「結婚」は皇室会議の承認は必要なく、両性の合意のみで足りる。
秋篠宮は「親の立場として結婚の意思は尊重するが、皇室の立場としては祝福できない」という意図を込めたのではないかと見られている。
ここに秋篠宮の葛藤が現れている。背景にあるのは、11月13日に宮内庁が発表した、眞子さまの「お気持ち」文書だ。そこで、眞子さまは〈結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です〉と語っている。
「秋篠宮も紀子さまも、眞子さまの結婚への強い意思に押され、以前より結婚容認へ傾いているのは間違いありません。
しかし、それでもお二人はやはり小室さんの母の金銭問題が解決しない以上、国民の理解を得られないとして、自分たちが結婚を認めることはできないと考えられているのです。そんな苦しい心境が、『結婚と婚約は別』という言葉に現れているのです」(宮内庁関係者)
秋篠宮家の苦衷を生み出した元凶――「400万円金銭トラブル」が明るみに出て、間もなく3年。現在も結婚の最大の障壁となっているこの問題に、いま終止符が打たれようとしている。
これまで400万円の返金を求め続けてきたA氏がなぜ「もうおカネは要りません」と言うのか。
A氏と小室家の関係は15年近くに及ぶ。当時、A氏も小室家も横浜市内の同じマンションに住んでおり、管理組合の会合でA氏と圭さんの父の敏勝さんが出会ったことがきっかけだった。意気投合するも、まもなく敏勝さんは亡くなってしまう。
「敏勝さんが亡くなったあと、マンションのエントランスで二人と会った際、『今後もよろしくお願いします』と言われました。その後、圭くんのパソコンの修理をしてあげたことがあり、徐々に距離が縮まっていきました」
小室母からのメール
佳代さんはA氏に繰り返し「圭には父親の存在が必要」「母子家庭という負い目を負わせたくない」と語ったという。そんなA氏と佳代さんは'10年9月に婚約した。
「恋愛感情というより、圭くんの父親代わりになれれば、という思いからでした。敏勝さんがいかに圭くんを大切に思っていたかを聞いていましたから。
婚約したといっても、同居もせず、マンションのお互いの部屋を行き来するのも数えるほど。佳代さんとの間に肉体関係もありませんでした」
佳代さんからA氏への金銭援助の依頼が始まったのは婚約直後からだ。最初は、'10年11月に圭さんの国際基督教大学の入学金45万3000円を求められたことだった。その後も、生活費など、様々な形で要求が続く。
「夜中に電話がかかってくることもあり、毎月のように金銭を求められた。圭くんの留学費用として、200万円を振り込んだこともあります」
A氏にとって、それらはすべて小室家に貸したものであると認識してきた。例えば'11年3月に佳代さんはA氏に以下のようなメールを送っている。
〈申し訳ありませんが、当分の生活費をお借りしても良いでしょうか〉
佳代さんは明確に「借りる」という言葉を使っているのだ。積み重なったカネは約400万円にのぼった。
A氏は佳代さんからの度重なる金銭の要求によって、精神的に負担を感じ、'12年9月に婚約の解消を申し出た。'13年に佳代さんへ借金返済を求める文書を送ったが、「400万円は借りたわけではなく、贈与である」という返答のみだった。
金銭トラブルは棚ざらしになってしまっていたが、'17年9月の圭さんと眞子さまの婚約内定を契機に、世間に知られることとなる。
そうして'18年2月、宮内庁は眞子さまと圭さんの婚約の延期を発表した。同年夏には小室さんはニューヨーク留学へ旅立った。
「小室圭さんは婚約延期後、少なくとも4回、宮邸で秋篠宮夫妻と面会している。そのうち何度かは佳代さんも同席していたそうです。
その際、秋篠宮さまから、圭さんと佳代さんは何度も『この問題は大丈夫なのですか』『国民が納得できるような説明をしてください』と、お話を受けています」(前出・宮内庁関係者)
こうした秋篠宮家との「交渉」を経て、'19年1月、小室家は弁護士を通じてマスコミに文書を発表。いわゆる「小室文書」だ。小室さんはここで、A氏から金銭的な支援を受けたことは認めながらも、それは「解決済み」だと主張したのである。
「小室さんが文書を発表すると、私の家には記者の人たちが殺到しました。連日連夜、家のチャイムを鳴らされ、私は肉体的にも精神的にも疲弊してしまいました。
それでも、一方的に『解決済み』と文書を出されたことにはまったく納得できず、小室家との交渉に臨むことにしたのです」
喫茶店で弁護士は
'19年7月から、A氏と小室家の交渉が始まった。交渉は双方ともに代理人を立てて進められた。
「私が直接、先方の代理人と会ったのは2回だけです。場所は渋谷の喫茶店と、有楽町にある相手の弁護士が所属している事務所。後は私の代理人を通じて、交渉を行ってきました。
私がずっと主張してきたのは、400万円は貸したものなので返して欲しいということ、そして説明のために佳代さんと直接会って話がしたいということだけです」
それでも交渉はまったく前に進まなかった。「とても対等な話し合いと呼べるものではなかった」(A氏)という。
「私が佳代さんに渡したおカネについて、日付や経緯などを先方の弁護士から問われました。私は預金通帳の記録や日記などから回答をしましたが、次々と『これは時期がちがう』『内容が合わない』などと指摘してくる。
私はおカネを貸した側なのに、なぜこんな追及を受けなければいけないのだという思いでいっぱいでした。誠意ある態度とは思えず、とても話し合いが進むような状況ではありませんでした」
発売中の『週刊現代』ではこのほかにも、小室家との交渉についてのこれまでの現状やA氏の現在の生活状況などに触れつつ、今回なぜ400万円の返金を求めない、という決断に至ったかについて詳述している。
『週刊現代』2020年12月5日号より
【解説】「結婚することを認めるということです」眞子さまの将来に言及された秋篠宮さま 一方で未だ築かれぬ信頼関係
11/30(月) 6:01
Yahoo!ニュース
3008
眞子さまの結婚について言及
FNNプライムオンライン
秋篠宮さまは11月20日、30日に55歳になるのを前に記者会見に臨まれました。
立皇嗣の礼を終えての感想、新型コロナウイルス感染拡大の中での皇室の役割や活動のありかたなど、事前に記者から出された質問の中で、11月13日に長女の眞子さまが公表された結婚へのお気持ちについて言及されました。
【画像】2年前の会見と今年の会見 秋篠宮さまの表情に変化が・・・。
眞子さまが13日に公表された文書には前段で「両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います」と記されていました。この「両親の理解」について宮内庁は「お2人のお気持ちを尊重された」と説明しました。
20日の記者会見で「お気持ちの尊重」という言葉の意味を問われた秋篠宮さまは、「それは結婚することを認めるということです」と明言されます。
さらに「憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります」とも述べられています。実は、秋篠宮さまはこれまで一貫してお2人の「結婚」を認められていたと思われるのです。
眞子さまは小室圭さんと出会ったのは、平成24(2012)年6月、交換留学生の意見交換会で、翌年には、眞子さまはプロポーズを受けられたと、平成29(2017)年の婚約内定会見で述べられています。
その後、小室さんの母親に金銭トラブルがあると女性週刊誌などが報じ、翌30(2018)年、結婚に関する一連の儀式は、御退位・御即位の一連の行事が終わるまで延期することが発表されました。
2019年は「退位礼正殿の儀」、「即位礼正殿の儀」「大嘗祭」などが行われ、そして、2020年11月8日、一連の儀式の最後として「立皇嗣の礼」が行われました。この間、秋篠宮家の皆さまは、誕生日の記者会見など機会あるごとに気持ちを述べられてきました。
平成30(2018)年11月、秋篠宮さまは記者会見で、「今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」と小室家の金銭トラブルの解決をもとめられました。
さらに「やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」とも述べられました。
この年の夏、秋篠宮さまのお誕生日より前にアメリカのフォーダム大学に留学した小室圭さんは、「それ相応の対応」という意味もあったと思います。平成31(2019)年1月説明文を発表しました。
この中では、金銭トラブルに関し「解決済みの事柄と理解してまいりました」「今後は元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたいと考えております」としています。
こうした中、姉を応援するかのように妹の佳子さまが、気持ちを示されます。
平成31(2019)年3月次女の佳子さまは国際基督教大学ご卒業の際、眞子さまのご結婚について文書で次のように綴られています。
「姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」
ご夫妻の想い
一方、ご夫妻はどのような思いを持たれていたのでしょう。
同じ年の令和元(2019)年9月、紀子さまはお誕生に際しての文書回答では、「延期のことも含め、現在、長女は、さまざまな思いを抱えていると思います。このような状況で、長女の気持ちを推測するなどして現状や今後についてお伝えすることは、控えたいと思います」と状況は変わらず、ご両親、眞子さまもお気持ちに変化がないことを暗に示されています。
この年の誕生日に際する記者会見で秋篠宮さまは、「この次の2月で2年たつわけですね。やはりその、昨年(2018年)の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております。それから長女との話し合いですね。それについては、結婚のことについては話をする機会はありません。最近ですと、この即位礼の一連の行事についての事柄については話をいたしました。また、小室家とは連絡は私は取っておりません」そして、「以上です」とこの質問に対する答えを締めくくられています。
この年まで、眞子さまと小室さんに対して、何らかの行動を求められていたのですが、令和2(2020)年のご夫妻のお答えには少々変化が見られます。
令和2(2020)年9月の紀子さまの誕生日に際しての文書回答では「長女の結婚については、対話を重ねながら、親として娘の気持ちを受け止め、一緒に考えていくことが大切だと考えています。その中では、共感したり意見が違ったりすることもありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合いつつ、長女の気持ちをできる限り尊重したいと思っております」と、行動を求めることはなく、「理解」の気持ちを示されたのです。
眞子さまのお気持ち表明
眞子さまは、秋篠宮さまが令和元(2019)年に「何らかのことは発表する必要がある」と述べられたことに対し、眞子さまが対応されます。
「11月8日に立皇嗣の礼が終わった今、両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います」とした上で、「私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」
立皇嗣の礼は、当初4月19日に予定されており、眞子さまは、直後にお気持ちを示せるように文書を用意されていた節はあります。
しかし、立皇嗣の礼が11月8日に延期されたことにより、この文書は11月13日、秋篠宮家の事務方トップ、皇嗣職大夫の定例記者会見で発表されました。その中で、皇嗣職大夫は「両親の理解」とは「お2人のお気持ちを尊重された」ことと説明していました。
注目の秋篠宮さまお誕生日会見で
こうした中、注目を集めた秋篠宮さまの記者会見。
秋篠宮さまは眞子さまの文書にあった「両親の理解」について問われると次のように答えられたのです。「それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」
その一方で、「多くの人が納得し喜んでくれる状況」については、「あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております」と率直に述べられています。
また、関連して記者から問われると、「私は、特に結婚と婚約は違いますから、結婚については本当にしっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと私は思います。これはやはり両性の合意のみに基づくということがある以上、そうでないというふうには私はやはりできないです」
秋篠宮さまのお考えが良く伝わってきた会見でした。
私が感じるのは、秋篠宮さまのお考えは、今回「結婚を認める」と述べた記者会見を含め、これまで一貫しておられたと思います。平成30(2018)年のお誕生日の記者会見でも、秋篠宮さまは「婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と述べ、実は結婚について否定的な考えは示されていません。今回は憲法にも触れられています。
憲法二十四条では「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」としています。
上皇ご夫妻は、憲法の遵守を強く心に刻まれ、天皇皇后としておつとめを果たされてきました。ご両親の憲法遵守というお考えはお子様方にも受け継がれていると思います。
秋篠宮ご夫妻も、憲法二十四条を心にとめ、両性の合意に基づくなら眞子さまのご結婚を妨げる気持ちは持つことは一貫してなかったと思います。秋篠宮さまの思慮深く論理立てるぶれないお人柄の一端を知ることができます。
結婚について否定はしていない一方で、「婚約に当たる納采の儀」については難しいことを変わらずおっしゃられています。
皇室ではご結婚までには、様々な行事が行われます。
「納采の儀」のほかにも、結婚式の日取りを女性側に伝える「告期の儀」、結婚式前に宮中三殿へのご報告、天皇皇后両陛下に挨拶する「朝見の儀」などなど・・・つまり、皇室の行事はこのままでは行えないことも、秋篠宮さまはずっと述べられているのです。結婚はできるが結婚に至るまでの皇室の行事はできませんよ、ということを今回も示されたのではないでしょうか。
小室さんと秋篠宮ご夫妻との間に信頼関係ができなければ、皇室の行事は進められません。
信頼関係
しかし、秋篠宮さまは未だに信頼関係ができていないことも示されています。
「長女の結婚について反対する人もいますし、賛成する人もいますし、全く関心の無い人もいるでしょう。どれをもって多くというふうに客観的に言うことができるかというとなかなかそれは難しいわけですけれども、あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております。以上です」
秋篠宮さまご自身が今の状況では、多くの人が納得し喜んでくれないということを感じ、さらに邪推すれば、秋篠宮ご夫妻も納得されていないと読むことができます。
秋篠宮さまは、小室さんの対応についても触れられています。
「(多くの人が納得し喜んでくれる状況に向け)対応を全くしていないかと言えばそんなことはないと思います。そうですね。ただ一つ言えるのはそれはいろいろな対応をしているとしてもですね、やはりそれが見える形になるというのは必要なことではないかなあというふうに思っております」
「実際に結婚するという段階になったら、もちろん、今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています」
この言葉が小室さんにとって、今後するべきことではないでしょうか。
秋篠宮ご夫妻との間に信頼関係が築けたとき、娘の幸せを祈る父親・母親として全てを許してくださることでしょう。
皇族というお立場もありますが、これまで眞子さまお一人が矢面に立たれている様に見えています。眞子さまがどんな思いでご両親と話し合い、小室さんとの相談はあったとは思いますが、どんな思いで文書をまとめられてきたのか・・・・。
眞子さまがお気持ちを示された今、今度は、小室さんが眞子さまを守る行動をとるべきではないでしょうか。
眞子さまを本当に大切にしたいなら、孤立されないよう小室さんがご夫妻を安心させるための行動をとることが必要になっています。
「ワンチーム」
秋篠宮さまの55歳の誕生日の11月30日、宮内庁が撮影したご家族の映像も公開されました。11月14日に赤坂御用地で撮影されたものです。11月14日は、眞子さまがお気持ちを表明された翌日です。秋篠宮ご夫妻も眞子さまのお気持ちを理解していたのでしょう。
ご一家が肩を寄せ合われる映像は「ワンチーム」という言葉を思い起こさせました。
今回の件では、これまで家庭内でもいろいろ口げんかのようなものはあったと推察されます。眞子さまに幸せになってほしいという思いを伝えたい、そんな家族の思いがこめられたようなご家族の映像でした。
【執筆:フジテレビ 解説委員 橋本寿久】
橋本寿史
眞子さま、結婚へ前進…コロナ影響で時期未定
11/30(月) 7:34
Yahoo!ニュース
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(写真:読売新聞)
秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭(けい)さん(29)の結婚は、秋篠宮さまが認める考えを示されたことで、前に進むことになった。ただ、新型コロナウイルスの流行などもあり、婚約の行事や結婚の時期については見通せない状況だ。
【動画】眞子さまと小室圭さんの婚約内定会見
お二人の結婚の時期について、側近の加地隆治・皇嗣職大夫は「COVID―19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、今後の具体的な計画を詰め切れない」と説明している。眞子さまは今月13日に公表した文書で「今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい」とした上で「結婚に向けて家族とも相談をしながら進んでまいりたい」とつづられた。
2017年9月に婚約が内定したお二人は当初、18年3月に一般の結納にあたる「納采(のうさい)の儀」を行い、同年11月に結婚式を挙げる予定だった。しかし、18年2月、結婚行事や結婚後の生活などについて「充分な準備を行う時間的余裕がない」とし、20年に延期すると発表されていた。
今後の結婚関連の儀式について、宮内庁幹部は「小室さんの生活基盤が整わないと、前に進まないのでは」とみる。
小室さんは18年夏から米ニューヨークのフォーダム大ロースクールに留学しており、来年卒業の予定とされる。関係者によると、卒業後はニューヨーク州の弁護士資格の試験を受ける計画という。
婚約に当たって秋篠宮さまが懸念を示されていたのが小室家を巡る金銭トラブルだ。
小室さんは19年1月、母とその元婚約者との金銭的な問題について「解決済み」とする文書を公表。元婚約者の関係者によると、小室家側から金銭の支払いはない。ただ、元婚約者は結婚への強い意志を表された眞子さまの13日の文書を読み、「二人の結婚の障害になっているのであれば心苦しい」とし、今後は返済を求めない考えを示しているという。
皇族女子が結婚する場合は、皇族男子とは異なり皇室会議の審議を経る必要はない。市区町村に婚姻届と皇室の戸籍に当たる「皇統譜」の記載事項証明書を提出すれば成立する。
一方、皇室経済法は、皇室を離れる皇族に対し、元皇族として品位を保持するため一時金を支出すると規定。金額は皇室経済会議で決められるが、前例にのっとれば眞子さまには約1億3700万円が支給される見通しだ。
■秋篠宮さま 医療従事者に思い
秋篠宮さまは誕生日にあたっての記者会見で、今月8日に「立皇嗣(りっこうし)の礼」が行われたことについて「一連の即位礼関連の儀式が終了し、安堵(あんど)しております」と述べられた。皇嗣として「以前と変わらず一つ一つのことを大切に務めていきたい」と決意を語られた。
この1年で印象に残った出来事として真っ先に挙げられたのは新型コロナウイルスの流行。献身的に活動する医療従事者に「頭の下がる思い」とし、困難な状況にある多くの人たちを案じて早期の収束を願われた。
コロナ禍の中で積極的に取り組んだオンラインによる国民との触れ合いについては「非常に有効な手段」と手応えを語られた。