
ロードスター990Sは、RSグレードとは違いストラットタワーバーも無ければトンネルブレースバーもリヤスタビライザー(アンチロールバー)もない。
もちろんオープンデフ。
サスペンションのバネレートはバネ下の軽量化に伴い上げてあり、伸び側の減衰力は弱める方に調整されている。

コーナーでのロールも非常に大きいです。
反面とても乗りやすく、スポーツタイプとは思えないほど乗り心地がいいです。
今まで乗ってきたアクセラスポーツやMAZDA3よりも全然いいと思います。
ただ、難点は直進安定性がとても低いところです。
他グレードの方ともお話するのですが、「そんなに感じない。」とのこと。
その後たまたまSグレード(同じ車両装備)の方とも機会がありまして、全くの同意見!
速度を出すにつれてステアリングが不安定になり、100km/h巡航が普通に怖いw
コーナーリングGが増えるにつれてステアリングインフォメーションが希薄になる。
S時カーブの切り返しでステアリングが決まらない..。
などなど。
素人考えではありますが、"車体剛性"が未装着の装備によって他グレードよりも低い事が原因なのではと。
メーカーはそういう"ヒラヒラ感"を狙っているのだけども、個人的にはもうちょっと安定してほしい。
車体の剛性ってとても不思議です。
数値の事はよく分からないので、なかなか理解出来ない分野なのですが。
納車されてから色々と調べ、自分の症状が説明文通りだったので、定番のニーレックス ナックルサポート・ナックルアームサポートKITを取り付けました。

どんなもんかと乗ってみたら、
(°Д°)!
あんな板厚のプレートを付けるだけで、直進安定性がここまで変わるのか!と。

ナックル剛性がオールアルミになったせいで、下がってしまったものを補完する意味合いのはずが、全くの別物級になりました。
その後、OPENCAFE GARAGEのドアウェッジを取り付けました。

これも些細なモノのはずが、車体との一体感を生みコーナーの切り返しがスムーズになりました。
小さな部品であっても体感出来るほど効果を生むものだと驚きました。
それ以降は"現状のまま"トータル1年間乗ってきましたが、人間の欲望はとどまるところを知らないのです。
過剰に剛性アップのパーツは"付けたくない"のですが、もうちょいしっかり感がほしい。
以前は満足出来ていたコーナーリングも、満足出来ないようになってきました。
けど今のベクトルのまま微調整したい。
そこで純正トンネルブレースバーを付けようか企んでいる今です。

(インテグラル神戸さんHPより)
体感では車体下部の剛性が少し上がるだけで、狙ったフィーリングになるのではないかと考えています。
ロールを抑えたいわけではないので、リヤスタビライザー(アンチロールバー)はこのまま付けない予定です。
せっかく軽量な990Sなのに、あれやこれやと付けてしまうと重量増になってしまうんですよね。
今度、見積もろうかしら。
色々と考えている時間が1番楽しかったりします(^^)
ブログ一覧
Posted at
2024/03/15 09:35:02