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てます。
樹脂コートでどの程度周波数特性がかわるものでしょう?
今回もTS-M10RSと比較してみます。
評価方法は、ホワイトノイズを再生して、FFTで周波数特性の変化を確認して
ます。


まずは、M10RSとM1RS改の特性です。
上がM1RS改です。下がM10RSの特性です。
どちらも良く似てますね。
M10RSは、250Hz〜2KHzまでフラットな特性を示してます。
M1RS改は、125Hz〜2KHzぐらいまでフラットです。1.1KHzぐらいに共振点が
見られますが、音としては特に気にならない程度です。


新しいソフトで測定もしてます。


こちらのソフトでもM1RS改の方がフラットのエリアが広いです。
上がM1RS改です。下がM10RSの特性です。


では、コーティング前後ではどうでしょう?
上がコーティング前、下がコーティング後です。
コーティングすることで125Hz〜500Hzの周波数特性が改善していることが分
かります。これは成功ですね。ヽ(^O^)ノ


うちのセッティングでは、DEQ-P9のカットオフ周波数を
125Hzに設定してます。
125Hzから下でM1RSの特性が低下するためです。
ツイーターとの接続は、クロスオーバーネットワークのクロスポイントを2.8KHzに設定

してます。(記事はこちら)
本来は、2KHzぐらいに設定するのが良いのかもしれませんが、ツイーターの特性もある

ので、ここでクロスしてます。
不足している部分は、EQで持ち上げてます。
クロスポイントでスパッと切れるわけではないので、全体の特性を見ながらEQの設定を

するのがお勧めです。

カーボン+樹脂コート、なかなか良い音なんですよ。
M10RSとステレオで鳴らしてもいい感じなんです。ホームオーディオで充分使える。これなら車載してもいい感じかもですね。
ペーパーコーンもテストしたいので、次に届く予定のM1RSはペーパーコーンを
使ってみます。
どちらが良いか楽しみですね。
(*^_^*)

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