一昨年1月に、沖縄県で起きた、高校生失明事件の続報です。
事件の概要は、下記。
一昨年1月の深夜に、沖縄市で、暴走族の取り締まりに当たっていた、31歳の元警察官(事件後依願退職)が持っていた警棒が、走って来た暴走族の当時高校生だった被害者に接触(殴打?)。
被害者は、右目を失明すると言う重傷を負った事件。
当時から、停止に従わなかった被害者が悪いと言う意見と、いくら警察でも失明する怪我を負わせたのは許せんと言う意見で、SNSも大荒れに…。
まっ、米国ですと、問答無用に射殺されていたかもですけどね?
挙句、仲間ら数百人が集団決起に至り、沖縄警察署に殴り込みを掛けると言う、前代未聞の事件に発展。
その裁判が先日行われ、那覇地裁は、警察官に罰金100万円と言う判決を下したようです。
被害者は、当時、ノーヘルで、警察官を避けようと思えば避けられたと言う事実。
元警察官は、取り締まりで規定されている服装では無かったし、取り締まり行為に準じた取締り方ではなかった。
との理由で、警察官の違法取締を事故の原因としても、被害者側も避けようとする行動を取らなかったと言う事での、罰金が100万円と言う、割と軽い判決に至ったようです?
まっ、一審の地裁判決ですので、恐らく、被害者は「刑が軽い」として控訴するとは思われますが…?
日本の法律は、被害者に有利な法律では有りますからね…。
集団暴走行為自体は、違法な訳で、それに参加した被害者は、当然、違反者なんです。
まして、ノーヘルですからね…。
更に、取り締まり方が、規定違反だったとしても、警察が取り締まる事は違法ではないハズ?
その取締に従わず、警察官に向かって来た、いわゆる公務執行妨害では?
仮に、この被害者の暴走に、警察官が無抵抗で当てられ、怪我を負っていたら…?
と、まぁ、素人の考えだけでは、SNSも荒れる訳ですよね…。
パトカーや白バイ追尾による速度違反測定も、赤色灯を点けていないとダメだとか…?
でも、違反者からしてみますと、見えない死角に居て赤色灯を点けていた…なんて言われましてもねぇ…。
ネズミ捕りだって、一時停止違反取締だって、見えない所に隠れてやっている訳だし…。
まっ、法律を作る政府が、違法な裏金作りをやっている国ですからね…(笑)
で、この事件には色々な尾ひれが付いている訳で…。
警官VS暴走少年の裁判は、一先ずおいて置いて…。
その後の、仲間による警察署への集団殴り込み事件も、警察署の建物とか車両への諸々の被害が発せしており、警察も看過出来る金額ではないとして、当時、逮捕された少年やその保護者に対し、沖縄県は損害賠償を求め提訴を検討していたようです。
何せ、警察車両12台をはじめ、警察署内の電光掲示板など、21点への器物損壊容疑に対する約412万円の損賠賠償請求だそうです。
事件に関与したとして、当時15歳だった15人に対し、当初は、個別に示談交渉をしていたようですが、全員の同意が得られなかった事から、提訴と言う形で裁判を行う事が、沖縄県議会で承認され、今後、その議案作りに入るとのコト。
まっ、単純に割り算しますと、一人30万円弱…。
その額なら、勝てる見込みは無いでしょうから、払った方が、親は楽だったのでは?
ゴネれば、多少は安くなっても、裁判費用などで逆に増えるかも知れませんしね?
てか、怪我を負わせた警察官が罪に問われた事から、それが無かったらこんな騒ぎにはならなかったから、大元の原因を作った警察が悪い…とでも言いたいのでしょうか?
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Posted at
2024/03/21 06:51:02