いすゞ 6代目エルフ 現金輸送車(貴重品輸送車)
6代目エルフの標準キャブをベースとした現金輸送車です。
現金輸送車は、名前の通り現金を会社や銀行などに輸送するための車両で、現金以外にも貴金属などを輸送することもあるため貴重品輸送車や警備輸送車とも呼ばれるようです。
ベース車はライトバンからトラックのルートバン、大型のものまでが存在しますがこちらは小型トラックをベースとしています。
しかし、ただのエルフ…ではなくキャビンが特別なものとなっていることにお気づきでしょうか?
キャビン下半分はそのままですが、上半分がノーマルとは異なる形状となっています。
こちらは現金輸送車だけに防弾仕様となっており、フロントガラスは一回り大きい平らなもので側面ガラスは下方を埋めて小さなガラス化されています。
そのため、異色な見た目のエルフとなっています。
助手席側にナビミラーがあるのもこの手の車ならではでしょうか。
荷台は後部のみシャッターのついた高さの低い箱で、北村製となっています。
こちらの事業者は昔、ふそうキャンターをベースにセキュリコが架装した日本初の本格的な防弾警備輸送車を導入していたことがあり、もしかするとこちらはその代替で導入された車かもしれません。
2回共に同一個体にしか出会っていませんが、この事業者の他の車両は同じ仕様なのでしょうか…?
また、この防弾架装のメーカーがどこなのか気になるところですね。
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2024/05/23 19:30:31