
次に印象に残った4台。
オースチンセブン。
この時代のクルマは全く疎くて、どのような世界が待っているのかわかりませんが、割と現実的な値段と解放的なオープンであることに魅力を感じました。
マツダR360クーペ。
この小ささとかわいいカタチが良いですね。
マツダRX VISION。
モーターショーのときは距離があったので、今回は間近で見ることができて良かった。塗装の質感(これはほんとに塗ったのだろうか?)とボディの抑揚(工場のプレス機で再現できるのかな?)、斜め後ろから見たときのフロントフェンダーラインの美しさ、ヘッドライトとテールライトの印象的なデザイン(自分の貧弱なボキャブラリーではこのクルマの美しさはなかなか表現できないな^_^;)。僕の中では今回のテーマ「クラシック ミーツ モダン」を象徴する一台でした。
BAC MONO。これを手にすることが出来る人は幸運ですね。シングルシーターでカタチはフォーミュラ カーのイメージを上手に再現してますよね。とても印象に残りました。
他にも心惹かれるクルマがたくさんありました。内田盾男さん(内田さんのラ ミア マッキナは数ある自動車関連本の中でも僕の好きな一冊です)と松本葉さん(CGに連載されている松本さんのエッセイは面白いよね)のトークショーもイタリアやアルファロメオの楽しく興味深い話がたくさん聞けて良かった。このイベントが来年以降も継続して開催されれば良いですね。そうすれば東京モーターショー、東京オートサロンとともに日本のクルマ文化をそれぞれ違った切り口、側面から伝えてくれて、私たちクルマ好きを楽しませてくれるものになるかもしれません。規模はまだまだ小さいかもしれないけれど、落ち着いた雰囲気でゆっくり一台一台じっくりと鑑賞することが出来ました。その一方で文化という言葉の難しさも感じました。富の集中が文化を生むという側面はあると思うのですが、自分の金銭感覚と余りにもかけ離れたプライスタグに違和感を抱いたのも事実だし(もう子供じゃないしね)、会場経費や出展料(幾らかは知らないけれど)を想像するに理念先行型で終わらないようにとも思いました。その昔、豊島園で行われていたCG DAYを少し懐かしく思い出しました。手作り感満載でとても良いイベントだったなぁと。
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Posted at
2016/08/07 07:46:22