
今回のスパイダーの定期点検。
タイベル交換にプラスしての作業が含まれるので、入院がいつもより長くなる可能性があります。
代車はトヨタのウィンダム。これが今後の自分にとってどのような意味を持つのか。
あれこれ様々な思いが今、心に浮かびます。
これまでの代車はエッセかヴィッツ(もちろんこれらの代車も新鮮で運転して楽しかった)。
これまでに全く縁のなかったトヨタ製中型サルーン(サイズ的にはほぼクラウン?)。
運転してまず印象的なのはそのゆったりとした乗り心地、余裕のある走り。
走行12万キロを超えているにも関わらず、まだまだ現役感がある。
ステアリングを切ったときのフィーリングがしっくりこないのを除けば、かなりの好印象を感じたのでした。
あまりこのクルマの詳細を知らなかったので、調べてみると、エンジンは3LのV6で215馬力、アメリカではレクサスブランドで販売されていたということを知り、なるほどなと思ったのでした。
アメリカ人が好みそうな高級感とでも言うのでしょうか。
5段ATの繋がり方も走行距離を感じさせないスムーズさだし、パワーの出方も余裕を感じる。
室内はルーミーで空間もとても余裕があり、これまでこのような類いのクルマとは全く縁がなかっので、それらのいちいちがとても新鮮。
意外だったのはその安楽さに心地良さを感じたこと。
こういうのも楽でいいなぁと思ったこと。
これまで自分が拘ってきたものの全てが一体何だったのだと。
左ハンドルMT至上主義?
ブッソV6?
イタリアンデザイン?
ロッソアルファ?
それらを守るために費やされてきたエネルギーやストレスが生み出す澱のようモノが自分の中に溜まっていたのだと自覚したのでした。
塗装を護るためのボディカバーとか、5年ごとのタイベル交換とか、毎年見積もられる安くはないメンテナンス費用とか、納得して当たり前に受け入れていた事柄でも、こういうクルマを運転すると、その世界観にこれまで自分が築き上げ、信じていた世界が大きく揺らぐような感じになりました。
ウィンダムのこのカタチは全く好みではないけれど、これに類するセダンは数多あるのではないか。
これからの自分のクルマ人生に何かしら大きなものを残していくような気がする。
そんな今回の代車生活です。
Posted at 2020/09/03 06:39:52 | |
トラックバック(0) |
toyota